コロナ騒動の対応力の差、顧問税理士と経営コンサルタント / 「社長の家庭教師」、建設会社の事業再生
《新規事業とか新分野進出とか?》
ちょっと世の中が悪くなってくると、
新しいことをやりましょう!
みたいなコンサル事務所や専門家がいるが、
本当に中長期の成功確率ってわかっているのかな?
1995年から2000年くらいまで、
お国も煽って新分野進出を促した。
結果、100社の先進事例で、
10年後にそのビジネスで単年度の黒字化していたのが10社(初期投資は回収できず)、
1社だけが初期投資ができていたという話。
私が建設業の赤字企業や再生対象企業の相談を聞く中で、
新分野進出で傷口を深くしたという話も多い。
新しい仕事って、
スタートから3年くらいは赤字になる、
その業種には必ずプロのその世界の商売人が汗を流している、
そんなリスクやハードルの高さを言わない無責任なアドバイスが多すぎる。
言いたいことがある。
本業が赤字の会社で、
新規事業が成功したという話は聞いたことがない。
何十年もやってきた本業を黒字にして、
黒字の時に次のビジネスを考えるのが、
ビジネスの王道のような気がする。
無責任に進める専門家やコンサルは、
私にはブローカーや机上の空論評論家にしか見えない。
すいません、言葉が汚くて・・・