運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
先日の重い案件の初回のバンクミーティングで…
銀行の支店長代理が、
経営改善計画書の説明が終わったら、
質問があると発言をしてきた。
『資金繰り表が3カ月後にマイナスなんですけど・・・』
『CFが来期決算でマイナスになっているんですけど・・・』
やれやれ、またいつもの銀行員の質問か?
そう思いながら・・・
「資金繰り表は収入である受注部分は契約済みしか入れていません、
支出は外注費と材料費以外はほぼ確実に入れています。」
「だから、マイナスになっている資金繰り表となります。」
「会社では危機感と緊張感をもってもらうために、
このような資金繰り表を作成しています。」
「プラスがよければ、予定工事の欄を足して、
プラスの資金繰り表を再提出しましょうか???」
はい、これで、資金繰りに話は終了!
CFについては、
「CF計算書は、試算表や決算書の数字からできています。」
「つまり、建設業の工事完成基準に合致しません。」
もろもろ細かく説明したら、
深く納得していただいたので終了!
バンクミーティングも疲れます。
他業種と同じ感覚で同じ会計処理の基準で質問されるので・・・
そもそも、わかっていない・・・
建設業を!