運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
地方や田舎ではちょくちょくあるが、
圧倒的な規模とシェアと体力から、田舎の大銀行が変なトークをくりだす(>_<)
≪なら、お前の銀行が貸せや!≫
メインBk規模 < 準メインBK規模
こんな状態での建設会社の再生案件での一コマである。
...
メインBKの本店からの依頼で入った案件。
会議の中で、工事引当がギリギリで月末残が10万も無いような状況(^_^;)
いつも経理もコンサルもドキドキ状態(^_^;)
そしたら、全体会議の中で1円も追加の融資のない準メインの担当者が、
「月末残が10万も無いような資金繰りでは社内も大変でしょうから、
メインBKは月末残が300万くらいになるように工事の引当融資をしたらどうですか?」
そしたら、経営にも資金繰りにも全く危機感も緊張感もない社長が、
『ありがとうございます。準メインBKさんの温かい励ましの言葉に勇気づけられます。』
嫌味のようにメインBKを見ながら言いやがった!
ほんまに・・・
メインBKも怒りに満ち溢れて何かを言おうとしたので、
仕方ないのでオッサンが、
準メインBKさんの方で、
月末残が300万になるように資金手当てをしていただけるとありがたいのですが…
それが、基本的な金融支援の平等ではないのでしょうか?
そう言ったら、ムッとして黙りやがった(>_<)
口は出すけどカネは出さん!
ほんま、ちょっとの上っ面の優しい言葉に信じる社長にも腹立たしいが、
田舎の大きな勘違い銀行員にも腹が立つわ(>_<)
当然ですが、準メインBKさんの行員さんからは、
言いたいことを喧嘩にならずに代弁をしていただき、本当にありがとうございました。
いろいろあります。
現場では・・・
田舎の大きな銀行のエリート行員さん、
建設業を知っているエキスパートさんかどうか知りませんが、
修羅場の現場に行ったことがない状況では、
どどろの修羅場ばっかり行ってきた経営コンサルタントとは同じ土俵で戦えませんよ!