運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
建設業の事業再生をやっていくなかで、
いつも考えなければならないリスクというものがある。
例えば、3億円の完成工事高の建築会社があったとする。
リスケ、債務超過、数年間の営業赤字、
こんな状態であったとする。
社長の人脈で、
5億円の1件工事の話がやってくる。
粗利益が10%弱だったとする。
社長は乗り気になっている。
上手くいけば起死回生の結果となる。
私の考えは…
建設会社の1件工事は年間完工高の半分までがMAX。
なぜなら、
資金繰り上の立て替え、工事の赤字の場合のリスク、
他にもいろんな理由がある。
事業再生に企業再建、
上手くいくことばっかりを考えていてはダメである。