運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
残念な決算書(^_^;)
よくある話なのだが…
・経営事項審査の点数維持と入札ランク維持のために厚化粧(粉飾決算ともいう)
・当然、業績はそれほどよくなく(厚化粧しているくらいなので)
・経営者も顧問税理士も新しくなり???
・一度、綺麗な決算書にしましょうか?(赤字を出しても、銀行にきちんと説明をして)
・新しい決算書ができ、融資の必要性が発生し、審査を受ける。
・新たな決算書の厚化粧が発見される(全部は見せていなかった)
結果、折り返しの融資はストップ。
資金繰りが厳しくなっていく。
なぜ?
顧問税理士さんはこんなことをしたのか?
リスケでもしていて、新規の融資がないのであれば、
決算書を綺麗にしてもよかったのだが・・・
あまりに、銀行のことを知らなさすぎる(^_^;)
銀行は粉飾を発見して、泥棒でも見つけたような大騒ぎ(^_^;)
「数字を把握しましょう!」
「一度、綺麗にしましょう!」
それは悪いことではないが・・・
経営事項審査に入札ランクに建設業許可の更新、
グチャグチャである(^_^;)
数字は把握はしても、数字は綺麗にしても、
決算書の表に出すかどうかはじっくりと考えなければならない。
顧問税理士の功罪(^_^;)
税法と会計ではなく、銀行というものも知らなければ、企業に被害がおよぶ(^_^;)
悪気はないが・・・
最悪にちかい結果となる、よくある悲しい話である。
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