運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
建設会社に行くと、いろんなタイプの社長さんにお会いする。
多くの相談の内容は、
経営状況がよくないという話である。
「民主党政権が・・・」
「知事が・・・」
こんな話をされる社長さんも多く存在する。
これが会社の経営状況の悪化の原因であるならば、
経営コンサルタントではどうしようもできない日本の政治の問題である。
ならば、日本中の建設会社は、
全社が減収減益で苦しんでいるのか???
再生・再建の問題や原因は外にはない。
答えは中にある。
工事の実行予算と結果の検証を継続するだけで、
1年もすれば粗利益率は3%程度は改善する。
なので、実行予算書を作成しましょう!
そういう指導をする。
すると、次の訪問では、
予算書が作成できていない会社があったりする。
ここで、社長のタイプの違いが出る。
「すいません、忙しくて・・・」
ここまでの返事は同じである。
ここからが違う。
やる気のある社長は、次回までには…
もしくは、いつまでにはメールで…
決断し行動ができない社長は・・・
自分の行動に日付が入れて答えられない。
こんなことが続いていたら・・・
1年後の数字の改善結果は著しい差になっていく(^_^;)
社長が変われば会社の業績は変わる。
決断し行動できなければ、今までと何の数字も変わらない。
同じ時期に指導を開始した企業さんだが、
半年以上経ったら数字が違ってきた(^_^;)
コンサルの指導や熱意は・・・
どちらに対しても変わらないのだが・・・