運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
最近、銀行や信用金庫の本店からの依頼案件が多くなってきた(^_^;)
以前は、金融機関が保全と回収を強化し、
もうどうにも対応ができないという企業からの再生案件ばっかりであったが…
セミナーを聞いていただいた銀行の本店の方から…
事業再生の勉強会で知り合った信金の本店の方から…
再生案件でのコンサル手法を見ていてくれた金融機関の方から…
リスケをしている。
経営改善計画書もある。
経営コンサルタントや中小企業診断士も関与していた。
けど、結果が出ていない???
なぜなのか???
実行支援は…
資金繰り表と試算表のチェック、よくて社内会議に出席するだけ…
結果が出ないと金融機関も困るのである。
何が足りないのか???
会社と現場での実効支援である。
そんなこんなで・・・
セカンドオピニオンの声がかかる。
また、現場の施工方法や原価管理などとなると…
なかなか実効(実際に効果のある)支援ができるコンサルタントもいない(^_^;)
そんなこんなで声がかかる。
金融機関の本店などの依頼は…
再生実務家としては楽な部類である。
なぜなら、金融機関の支援が約束されているからである。
いつもなら、見放された、潰そうとされている、そこからのスタートである。
金融機関の調整がないのは…
実効支援だけに力を注げるので楽である!(^^)!
あとは、結果を出せばいいのである。
決算書を眺めて電卓叩いて分析して…
債務超過がどうのこうの? CFがどうのこうの?
そんなことは二の次である。
資金繰り(資金の先行管理)⇒売上げ⇒利益
これが、再生・再建の順序である。
選択と集中、粗利益率の高い工事、固定費の削減、
こんなことしか言えないコンサルや銀行員は、
まだまだ現場の再生・再建実務を知らない人たちと言えるであろう。
人がお金に強くなる。
人がお金に執着する。
人がお金と銀行の怖さを理解する。
そんな企業は潰れないし、、、
必ず、再生・再建できるようになるのである。