運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
≪建設会社の決算書と顧問税理士≫
最近、連チャンであったのだが…
経営状況の悪化した再生対象企業の建設会社に行くと、
必ず決算書がグチャグチャで顧問税理士さんの関与度が全くない。
社長さんに…
「10年も前から苦しかったでしょう?、税理士さんからは何のアドバイスもなかったのですか?」
と聞くと…
『うちの先生は何も言ってくれません
』『年に1回会うか会わないかです』
こんな感じである。
200社もこえて建設会社のいろんな決算書を見てきたが、
業績の悪い建設会社さんの決算書はグチャグチャである。
しかも、数字の厚化粧のテクニックが幼稚である(^_^;)
私のような専門知識がないような人間が不思議に???
企業のお医者さん、そんなCMもありますが、
「どの年度の決算書が本当に近いですか? 社長さんか奥さんに聞いておいていてだけませんか?」
そんなことを支援機関に聞かなければならないことがある。
いろんな事業再生の案件やFBなどで交流させていただいている先生方には数字処理だけの先生はいないのですが、
会社を診ず税務署だけを見て自分の保身だけに走る先生がいることは残念です(^_^;)
「もっと早ければ…」
こんなに大変な再生・再建の手法でなく、経営改善程度で良かったのに…
そう思いながら、経営相談を聞くことがちょくちょくありますな~!