運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
2月と3月には、バンクミーティングが多い。
いろんな銀行のいろんな行員さんと対話?する( ̄▽ ̄;)
本やセミナーの聞きかじりで、
エリート意識とプライドだけが高い頭でっかちの銀行員さんも多い( ̄▽ ̄;)
通常の経営状態と再生時の経営状態の違いが全くわかっていないから、
売上げが落ちても、選択と集中、固定費と原価の低減、利益の確保、そうおっしゃる( ̄▽ ̄;)
仕方がないことだが、
ほんまに現実の再生時の実務がわかっていない(>_<)
中には、いろんな現場の実務がわかっていて、
バンクミーティングで鋭く嬉しい質問をしてくれる銀行員の方もいる(^.^)
計画書の数字のことには興味も反応も示さず、コンサルタントの実行支援?実効支援?
ここに質問を集中してくる人がいるのである。
『コンサルさんにお聞きします』
『アクションプログラムの中にある内容で、特に具体的な取組みと指導を説明してください』
『あと、関与する期間はどれくらいだとお考えですか?』
珍しい質問である(^_^;)
通常のバンクミーティングの銀行員さんの質問は、
重箱の隅をつついたような数字や文字の指摘が大変である。
あとは、支援という名前の…
自行の保全と強化の話が大半である(^_^;)
この銀行員さんの質問に対して…
「通常のコンサルの実行支援というのは、資金繰り表や試算表のチェックだけですが、
私は会社や現場に月に1~2度訪問して具体的にアドバイスをさせていただいております。」
「内容は、経営会議に全体会議に工事実行竣工報告会の開催などです」
「どの会議もカネというキーワードに主軸を置き、
資金繰りと儲けとにこだわった厳しい会議をしております。」
「コンサル関与は年内で終わりにしようと思っています。」
「これで、よろしいでしょうか?」
言葉と資料をもとに説明をさせていただいたら、
ニッコリと笑顔で、納得をしていただいた様子であった(^O^)
本当に珍しい質問であった(^_^;)
たぶん、モニタリングという名前のもとにコンサルがやっていることが、
資金繰り表のチェックと試算表のチェックが大半なことに疑問を感じていたのであろう(^_^;)
『わかりました、説明をありがとうございました。』
『引き続き、現場で会社で実際に効果のある実効支援をお願いいたします』
こんな銀行員もたまにはいるんだ(^_^;)
実りのある真剣な議論のやりとりは楽しいものである。。。
やはり、素敵な銀行員さんも存在する(^O^)