運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
http://web.tac-school.co.jp/cfo/course/jigyo_saisei.html
TACのビジネスプロ養成スクールで…
3月12日(木) 14:00~15:00の講義をすることとなりました。
【 セミナー内容 】
なぜ? 建設業再生はうまくいかないのか?
再生・再建のセオリーとして、選択と集中、粗利益の高い工事、固定費の削減などが挙げられますが、当セミナーでは労働集約型産業で単品製造業である建設業の特殊性に着眼し現場でのV字回復を達成してきた手法を学習していきます。
資金コントロール表(資金繰りの先行管理手法)や実行・竣工報告書を使っての収益改善手法、そして再生・再建の一番の根幹であるヒトの問題について学習します。
決算書を眺めて電卓叩いて数値を分析して計画書を書く、そのような机上の空論セミナーではなく現場での実効支援を吸収する内容となっております。
【 カリキュラム 】
・建設業界の現状と今後(アベノミクスと消費税増税と2020年オリンピックの行方)
・特殊な業界事情(赤字現場はすべて悪か?)
・現場での再生実務の手法(決算書の分析では見えないこと)
・選択と集中と粗利益の高い工事の再生・再建の盲点
・収益改善と粗利益改善のポイント(ヒト、モノ、カネ)
・資金コントロール表による収益改善手法
(資金繰りの先行管理と利益予測の管理)
・実行予算書と竣工報告書の利益管理手法について(復活利益とPDCA)
・金融機関との関わり方と交渉術
・事業再生の医者は誰か?(セカンドオピニオンのコンサル経験から)
・再生実務家に求められる資質
・事例研究
・完工高30億の総合建設業の再生と事業承継
・完工高5億の土木会社
【 講師 】・・・DSKプランニング代表
青春時代には父親からの後継者教育として土木作業員や重機オペレーターやトラック運転手を現場で経験し、大学を卒業後に準大手ゼネコンに入社。現場監督の経験を積んだ後に四国の実家の建設・運送会社を承継し、グループ5社、総売上高25億円、従業員200名の建設・運送グループのトップとなる。
2003年より、SRC(事業再生支援協会)、(株)TSKプランニングに参加し、多くの現場に立会い倒産回避・企業再建・事業再生のノウハウを習得。
2007年より建設業界での現場や経営の経験を買われ、本格的に経営コンサルタントとしての活動を開始。(一財)建設業振興基金の経営戦略アドバイザー、(一社)事業再生支援協会瀬戸内支部長、有限責任事業組合KIPパートナーズや(株)TSKプランニングのパートナーとして活動中。