運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
8月もいろいろとありました。
嬉しいことも、腹立たしいことも、残念なこともありました。
建設業関係は5月と6月と7月の決算期の会社が多いので、
いろんな顧問先の決算書で結果が見えてきました。
とんでもないV字回復の土木会社があったり、
まずまずの黒字決算の建築会社があったり、
2期も3期も収益が改善した総合建設会社があったり、
なんとか経営コンサルタントとしてもお役に立つことができました。
「もう1円も貸せません」
と言われて再生・再建がスタートした建設会社もありました。
経営コンサルタントや中小企業診断士さんが計画書を書いて1年間コンサルしたが、
良くなるどころか階段を転げ落ちるような業績になった会社もありました。
理由は、過去の数字を固定して、「集中と選択」、「粗利益の高い工事の受注」、「固定費の削減」、
こんな机上の空論指導が業績の悪化を招いていました。
今年もこの時期がきてうれしいことは、
「ありがとうございました。なんとか業績が回復できました。」
「先生の指導のおかげです。」
「あの時は、本当に倒産を覚悟していました。」
そう笑顔でお礼を言っていただけることです。
でも、頑張って行動したのは、社長さんであり社員さんです。
コンサルは、あくまでもお手伝いをしたにすぎません。
私にも、この時期には嬉しいことがあります。
私のコンサル料金は成功報酬になっているからです。
赤字が出ている会社に関与して、人から現場から社長からを現場で変える、
そして負担にならないように月額の料金を低くしてあげて結果が黒字になったら成功報酬をいただく。
経営コンサルタントで成功報酬をいただくシステムにしている人は少ないと思います。
不思議なのは、結果が出るなら出せるなら、後から報酬をいただいてもいいと思います。
結果が出なければ、コンサルも結果責任を問われる。
つまり、報酬が少なくなってしまう。
不思議なんですが…
すごい口八丁手八丁のプレゼンやコンサル手法を話すコンサル事務所に限って、
報酬は前取りの高額報酬になっています。。。
「ありがとうございました。」
「この結果が出たのは先生のおかげです。」
そうお礼を言っていただいての報酬は、本当に嬉しくコンサル冥利につきます。
また、9月からも頑張ろうという気持ちになります。