運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
2月や8月は、銀行の移動のシーズンである。
中小企業の支援体制は支店長や担当の行員が代わったら、
何かしらの変化はあるのであろうか?
私はあると思う。
本店ばかり見ている支店長、自分の保身ばかりの支店長、何もしようとしない支店長、
これでは企業再建や事業再生が進む筈はない(^_^;)
つまらない男だと感じる支店長も多い。
しかし、本当にお世話になった支店長が転勤になるのは残念である。
初めはいろんな意見の対立があったとしても、企業を再生させたいという想いが同じであれば、
いつしか心は打ち解けていい結果に近づいていく。
最初の挨拶では・・・
「経営コンサルタントにもいろいろいますから、社長さん気をつけて選んでくださいね。」
そう目の前で言われた支店長である。
仕方がないと思う。
中国四国地方で最大だとかいう経営コンサルタント事務所のセカンドオピニオンだったのだから…
しかも銀行のOBが多数いる事務所である。
そんな事務所の後始末を請け負ったのだから・・・
現場が変われば、必ず結果は出る。
2年弱で目覚ましい業績の回復ができたのである。
最後の挨拶で、こちらから・・・
「支店長、本当にお世話になりました。」
そう言うと・・・
「先生、ここまでよくやっていただけました。」
「こちらこそ、ありがとうございました。」
本当にお互いに嬉しい瞬間であり、名残惜しい瞬間である。
「支店長、またどこかでお会いできたら良いですね。」
不思議と、仕事以外で、ゆっくりと話をしてみたいと思ったりするものである。
支店長から・・・
「間違いなく、またお会いすることがありますよ。」
「今度行く支店は田舎で建設業や運送業が多い地域ですから・・・」
「経営コンサルタントとして呼ぶようになると思います。」
こういう評価はありがたいことである。
「また、いつでも、どこでも呼んでくださいね。」
こちらも、そう答えるのである。
再生の途中で・・・
銀行と支店長が最大限に支えてくれる。
その間に経営コンサルタントが実務の現場で結果を出していく。
仕事は結果が全てである。
私はいつもそう思っている。
いい結果といい出会いは・・・
嬉しいものである(^O^)