運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
10月の金融円滑化法利用後倒産、過去最多
1.「中小企業金融円滑化法」を利用して借入金の返済猶予を受けながら、
後に倒産した企業が10月は22件を数え、9月(19件)を抜いて過去最多となった。
2011年1~10月の合計は142件に達し、10月末時点で2010年1年間(23件)の約6倍に急増している
2.業種別では、10月は「製造業」10件が最も多く、「建設業」7件が続いた。
倒産原因別では、「販売不振」(18件)が全体の8割を占め、業績を回復できないまま行き詰まる企業が目立つ
3.負債規模別では、「5億円未満」(13件)が約6割を占め、小規模倒産が中心。
倒産態様別では、「破産」(20件)が9割超、「民事再生法」が2件を数えた
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円滑化法の効果が薄れてきている。
金融機関も来年の春以降の準備を始めている。
救うのか? 救わないのか? 見守るのか?
倒産件数は・・・
これからも増加する。
来年の春からは一気に加速する。
その時がくるまで・・・
銀行は債務者に牙をむかない。
笑顔でニコニコと接してくれる。
悟らなければならない。
会話の中で・・・
必ず、信号は出ている。
社長の会社も・・・
救われない会社の一社かもしれない。
そのくらいの危機感を持って、経営にはあたらなければならない。