運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
TSRさんから届いた記事である。
2011年度上半期(4月~9月)の香川県の企業倒産の状況は・・・
倒産件数が48件、前年同期比で38.7%の増加。
負債総額は140億円、前年同期比で109.3%の増加。
(坂出市で大きな倒産があったため・・・)
業種別では、建設業が12件でトップ。
前年が6件、今年が倍の倒産件数である。
運輸業にも暗雲が出始めている。(昨年0件、今年3件)
今後の見通しは・・・
今は、「中小企業等金融円滑化法」により倒産が抑制されている。
そのおかげで、倒産の急増は避けられている。
建設会社では公共事業の減少が深刻さを増している。
去年と今年で30%の減少である。
厳しいのは当然だと思う。
この発端は・・・
民主党政権誕生時の前原国交相。
ここに、私が彼を非難・批判する理由がある。
地元の金融機関に貸出しの条件緩和の兆しは見られない。
モラトリアム法の倒産抑制効果も薄らいでいる。
銀行は来年の春以降の対応の検討を始めている。
年末には、中小企業の資金需要が高まる。
運転資金がスムーズに調達できない、息切れする中小企業も増加するであろう。
来年の春以降は・・・
驚くような倒産・破産の状況になるであろう。
このことは事実である。
過大でも誇大でもない。
このような状況下で・・・
中小企業の社長は何をするのか?
真剣に考えなければならない。
格好の悪いことはやらない。
解決をしなければならない問題は先送り。
できない理由ばかり並べて、自分は何も変わらない。
残念ながら・・・
そんな会社の未来はない。。。
今、苦しくても。。。
乗り越えなければならない波がある。
沈みそうに大きな波でも、船は沈まず波を乗り越えなければならない。
船員に指示をしても、命令をしても、
船長がリーダーシップを発揮しなければ、いつか船は迷い沈んでしまう。
痛くても、傷をおっても、
今は再生・再建に立ち向かわなければならない。。。
時間は・・・
いたずらに過ぎていく。。。