運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
ゴールデンウイークが終わり、お盆を過ぎて、倒産件数が増加傾向にある。
増加傾向は今後も続くと思われる。
平成23年8月度の四国地区の企業倒産は・・・
東京商工リサーチによると・・・
倒産件数は31件、負債総額は65億5400万円。
前年同月は26件、つまり19%の増加。
前月は30件、やはり増加している。
31件の内、11件が建設業である。
倒産件数の30%前後は建設業である。
建材だの資材だの関連業種も含めると・・・
建設業関連の割合はもっと多くなるであろう。
8月は愛媛県で14件の倒産件数であった。
倒産件数の半分弱が愛媛県内で起きたのである。
高知県でも・・・
これから秋にかけて倒産が増加するであろう。
景気対応緊急保証の据え置き期間も終わり返済が始まっている中小企業も、
折り返しの融資の手法もなく、リスケでの効果も薄れてきており、
四国という田舎の地方でのこれといった明るい材料がないのが現実である。
今からのリスケ・・・
モラトリアム法が残り半年となった状況ではハードルも高い。
中小企業の資金調達の方法がない。
建設会社も運送会社も資金繰りに苦しんでいる。
金融機関も貸倒引当金の準備を始めている。
地方の銀行から少しづつ来年の春の準備を始めている。
TSRによると・・・
秋以降倒産は増勢傾向を一段と強める可能性が高い。
そう記事に書かれていた。
資金繰りができなければ、資金コントロールをしなければならない。
時間軸から資金繰りを考え直さなければならない。
これができない。
過去の数字を見て判断するという決算書ありきの経営コンサルタントでは・・・
カネは血と同じで流れている、このことが理解できていないと・・・
過去数字は・・・
過去の数字である、それを電卓を叩いても今と未来は資金コントロールできない。
潰れない、延命できる、資金繰りの手法はあります。
現場での実務経験のある経営コンサルタントの先生は知っています。
あと3ヶ月・・・
年を越せるようにしませんか?
家族と正月を迎えませんか?
悩んでいても、眠れない夜を続けても、何も解決はしません。
動いてみませんか?
銀行におびえていても・・・
手形の決済に眠れない夜を重ねても・・・
動かないで逃げてばかりでは、倒産・破産という現実が迫ってきます。
まだ・・・
できることはあると思います。。。
HP:DSKプランニング / 「社長の家庭教師」
http://www.dsk-p.jp/