戦う社長　／　守る奥さん　／　企業再建　／　事業再生　／　経営コンサルタント　

最近、いろんな経営相談が増えてきた。
いろんな団体からの講演依頼も増えてきた。
当然、建設会社や運送会社が多いのだが・・・

既存の顧問先も含め・・・
公共事業、物流、流通、不況である。

しかし、元気な会社が多いことも事実である。
健全企業と困窮企業で何が違うか？

以前にT先生が言っていた。

なぜだか？　経営内容のいい健全企業の社長さんは言い訳をしない。
つまり、問題解決を先送りしないし、問題から逃げないと言っていた。

うーん、、、なるほどと感じた。

私も感じる時があるのだが・・・
再生企業や困窮企業は経理部門が弱いことが多い。

5億円以下の中小企業の社長は決算書は読めないことが多い。
読めなくてもいい、肝心なポイントさえ掴んでいれば・・・
奥さんが理解して耳打ちすればいいのである。

ただ、変わらなければならない時がある。
誰かと戦わなければならない時がある。
銀行、社員、取引先、そして自分と・・・

銀行融資が受けられたら、会社が再生できるわけではない。
銀行がリスケに応じてくれても、それは先延ばしであり、何の解決策でもない。
それは輸血であり、単なる延命である。

このことを・・・
企業再建や事業再生と言っている経営コンサルタントも存在をするのだが・・・

抜本的な解決をしなければならない。

そのためには・・・
社長は戦わなければならない。
奥さんは守らなければならない。

まだ生きている会社には・・・
できることは何かしら残されている。

今、痛みや苦しみを伴っても乗り越えるのか？
将来、取り返しのつかない時まで何もしないのか？
選択は会社の自由である。

国が悪い、政治が悪い、民主党が悪い、知事が悪い、市長が悪い、
業界事情が悪い、社員が悪い、自分は何も悪くないと他責にしても何も良くはならない。

少しだけ動きだしてみませんか？
子どもたちのために・・・
従業員のために・・・

半年なんて、1年なんて、すぐに過ぎます。
振り返って後悔しないような人生にしましょう。。。