運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
まがりなりにも・・・
経営コンサルタントなる仕事をしていて思う。
企業を再生・再建するのに必要なことがいくつかある。
資金調達は大切である。
直接金融であろうと間接金融であろうと・・・
それだけでは中小企業の再生はできない。
社長のやる気やモチベーションはとても大切である。
健康状態や気力や後継者の有無によって再生の道は違ってくる。
誰にでも「頑張ろう!」、無責任な外野の声である。
会社と体は自分の一部である。
痛みと傷で自らが判断できるであろう。
被災地の建設会社に復興特需がある。
しかし、それがすべての建設会社にあてはまるであろうか?
今が決断の時という会社もあるであろう。
阪神淡路大震災の時に・・・
震災直後はいろんな融資や猶予の政策があった。
しかし、2~3年後には多くの中小企業の倒産が発生をした。
これが過去の事実であった。
「大丈夫です!」
「頑張ろう!」
こんなことが経営コンサルタントの仕事ではない。
話を聞き、一緒に悩み、将来を想像してみて、
何が中小企業にベターな答えなのかを答えなければならない。
出てこないでほしい。
会社分割や事業譲渡や計画書マニュアルやソフト販売などで、
役には立たないが高額報酬を得ようとする詐欺経営コンサルタントが・・・
お金に汚い奴は、上辺は優しい。。。
できもしない解決策や夢を平気で語れる。。。
倒産や廃業のことを知らないから、対応ができないから、再生や再建のスキームだけを描く。
甘い言葉に優しい言葉が・・・
必ずしもベターな答えでないことを・・・
社長の会社と家族と従業員のために・・・
何が答えなのかを、辛くても厳しくても、話せる再生実務家が本物である。
どうするかの答えは・・・
現場にしかないと思う。。。
決算書や資金繰り表や銀行交渉や融資状況や手形の決済状況だけ見ても・・・
今後の受注状況や営業利益状況をシュミレーションしても・・・
そこには、今の社長の心の状況は記載されていない。
私は・・・
そう感じるのであるが・・・
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