運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
最近、特に多くなったのがセカンドオピニオン。
どこかの経営コンサルタント会社の尻拭い。
日本でも超有名なコンサルタント会社であったり・・・
銀行OBの経営コンサルタント会社であったり・・・
建設業が専門だというコンサルタント会社や中小企業診断士の後であったり・・・
モラトリアム法以降の経営改善計画書の修正である。
コンサルタント会社が悪いのか、債務者側の企業が悪いのか・・・
どちらにも問題はある。
経営コンサルタントも・・・
分厚い中身のない計画書を作成したり、
スクラップ記事を最先端情報のように発表したり、
ただ頑張れと応援団のようにエールを送ったところで、
企業再生や事業再生が完結をするわけではない。。。
私の持論。
計画書が立派で厚みがいくらあっても何の意味もない。
半年後、1年後の結果の数字がすべてである。
銀行に好かれるための計画書を書いても仕方がない。
お金を払う企業の側に立って書くのが経営コンサルタントである。
みどり色で書かれている計画書が立派なわけではない。
船で書いたって、船には再生のノウハウは何も載っていない。
山がパートナーでも立派なわけではない。
これだけ判例が出ても・・・
まだ犯罪の会社分割で悪徳商売をしている経営コンサルタント会社がある。
潰れそうになったなら・・・
さっさと泥の船から逃げだす経営コンサルタントがいる。
私の持論。
どんなことがあっても最後まで逃げない。
最後までお付き合いをする。
現場で通用する、結果を出せるためには・・・
1.経営の経験があること。(経営者と同じ経営者目線でコンサルタントをしたことがあること)
2.資金繰りの経験があること。(決算書や試算表の過去数字でない、未来を予測した数字が描けること)
3.人を使ったことがあること。(働く側の心理や行動がわかること)
これができない人は企業再生はできない。
こんなことは・・・
会社でマニュアルをいただいても、本を読んでも、セミナーに参加をしても学べない。
実践の現場でしか学びようがない。
銀行にいても学べない。
経営コンサルタント会社で資料作成を教わっても学べない。
プレゼンの手法を学んだところで何の意味もない。
答えは現場にしかない。
学びも現場にしかない。
私はそう思っている。
建設会社の社長さんからお金をもらっていても・・・
中小企業の経営者さんからお金をもらっていても・・・
経営のかじ取りに誤りがあれば容赦なく指摘をする。
嫌われても、それが将来の会社のためになるのなら・・・
社長は逃げてはならない。
再生時には社長は変わらなければならない。
社員も変わらなければならない。
それができなければ、企業が再生をすることはない。
決算書をいただいても、それは誰かが作成した健康診断の数値結果のようなものである。
血圧や血糖値の数値が高いですね! それだけのものである。
だから? それで? 何をするのかが具体的に大切なのである。
町医者が・・・
診察せず(自分の目で見ないで)に往診せず(会社に行かず)に・・・
本当の痛みの原因はわからないと思うのだが・・・
最近、つまらないセカンドオピニオンが多いので・・・
思わず愚痴が出てしまいます。
お嬢ちゃんが・・・
ヒールを履いて、パワーポイントでスクリーンに向かって、
カタカナや横文字を並べて、マニュアル通りにプレゼンをしても、
それで会社の業績がよくなったり再生をするとは思えないのだが・・・
できるのかな???
私は不器用なのか・・・
決算書を見てアンケートをいただいてSWOT分析をしても・・・
やっぱり、自分の目で見て感じないと解決策が見えてこないのだが・・・
藪医者なんであろうか?
それは顧問先が判断をすることなのでわからない。
いいか悪いかは・・・
未来の会社の決算書が答えを出してくれる。
そう思っている。
なーんか・・・
雑感でした。。。
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ブログ:社長の家庭教師
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