病気と経営意欲・・・

社長は、戦わなければならない。

社長は、前に進まなければならない。

社長は、会社と社員と家族を守らなければならない。

社長と副社長の差は、副社長とアルバイトの差よりも大きい。
それほど孤独なのである。

自分は変わらない、変わりたくない、悪いのは奥さんや社員、
やりたくないことは人に指示、そーんな社長さんも存在するが・・・

厳しい時代である。
頑張ろうと思っても、健康状態を悪くしてしまう時がある。
こういう状態に置かれた会社の相談を何度か受けたことがある。

気持ちはある、しかし体が言うことをきかない。
なんとかしたい、しかし体が若い時のように動かない。

そうすると社員や家族が不安になったりしてしまう。

社長は健康でなければならない。
会社も健康でなければならない。

社長の体の再生も会社の再生も同じ。
大きな病気にならないうちに・・・
早く見つけることが大切である。
早期発見早期治療という月並みな言葉ではあるが・・・

私は社長さんにいつも言うフレーズがある。
「社長さんの代わりはいないんですよ！」

健康でなければならない、会社も社長も・・・
病気や怪我になってしまうと、どうしても弱気な選択肢になってしまう。
仕方のないことだと思う。

叱咤激励も仕事の内である。
私はそう思っている。
会社の数字だけを見ることだけが、経営コンサルタントの仕事ではない。

背中を押す、手を引っぱってあげる、
そんなことすべてが経営コンサルタントの仕事なんだと思う。

だから、いつも言う。
現場に行かなければわからない、見えてこない、この仕事は・・・

病気だからと言っても代わりはいない。
これが中小企業の社長さんの辛さだと思う。

少しだけだが、力になれるようにしたいと思う。
まだまだ微力な自分なので・・・