運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
TDBの記事に全国社長分析なる記事があった。
2010年に社長が交代した会社は、2.47%程度である。
2002年以降、社長交代のスピードが鈍化している様子。
このデータからすると、一巡するのに40年かかるという計算になる。
現在の社長の平均年齢が59歳7ヵ月である。
どう考えても数字が合わない。
社長交代の低迷が続く大きな要因としては、
中小零細企業における後継者難が考えられる。
現社長で事業を終わらせるという社長もいるであろうが、
親族や社内に後継者が見つからないというケースも多いであろう。
あまりに負債が多くて可哀そうで譲れないというケースもある。
事業承継やM&Aなども万全な体制とは言えず、
事業価値のある企業でも後継者不在のための廃業というケースも出てくるであろう。
高度成長期が終わり、成熟期? 衰退期? を迎えている日本。
安定化志向で草食系と言われる若者世代。。。
鶏口牛後という言葉の魅力はなくなったのであろうか?
どうなるのか?
魅力ある事業価値のある中小企業の承継は?