運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
事業再生 ? 企業再生 ?
経営コンサルタントの経営指導の中に、経費の削減や見直しはつきものである。
固定費、人件費、固定資産、などなど多岐にわたる。
まず出費の中から気になるのは生命保険などである。
景気のいい時に節税対策に・・・
仕事上のお付き合いで・・・
会社と社長さん個人で10口なんて珍しくない。
最低限の保険は必要であるが、
どれが必要でどれが不必要かわからない・・・
見直しをしましょうという話になると・・・
結局、よくわからないので、見直してほしいという話になる。
いろいろと見てきたので、税理士事務所の決算書の善し悪しの程度と、
保険会社の生命保険の内容はは少しだけ判断がようになってきた。
基本的には、保険のプロに見直しをお願いするが・・・
保険は、もしもの時に必要である。
最低限は必要である。
しかし、プロではない。
保険のセールスレディーよりはましという程度である。
保険の中身の良しあしを判断できるだけ、少しはましであろう。
保険の多くの営業スタッフは、会社で作成してもらったプランを持っていくだけである。
自分で保険の設計をできる人間なんて数えるほどしかいないのが実情である。
保険会社の証書は面白い。
都合の悪いことは小さな字で端っこに書いてある。
本当によくこんなん???
恥ずかしくもなくすすめたなー???
そんな保険も多く発見する。
60歳で終了・・・
掛け捨てで何も残らないなんて保険もあったりする。
つきつめるとあまり意味のない経営者保険。
どこかの保険会社とと税理士事務所がタッグを組んで勧誘した保険。
税理士さんが保険の見直しと言って、積み立て分を解約して、
保険料が安くなったでしょう!!!
そう言って顧問先に勧めてきた保険である。
これには落とし穴がある。
多くの場合、10年で見なしになっている。
60歳くらいで見直しになったら、そこから先はほぼ掛け金は2~3倍である。
80歳まで定額なんて保険は勧めない。
60歳までかけたら一生涯生命保険が残る、そんな保険もあるが勧めない。
事実を知って社長さんや奥さんはガッカリする。
80歳までの保険でしかないのに、
今だにそれを終身保険だと言いはっているいる国産保険会社も多くある。
社長さんに冗談で保険の中身を見てからアドバイスをする。
「社長さん、80歳までに死なないとだめですよ!」
本当におかしなことがいっぱいある。
保険を売っている担当者が書式も理解せず、かけ主が本人で、受取人も本人???
笑うような話だが、そんな保険証書もあるのである。
自分の死んだ時の受取人が自分???
訳のわからない内容が本当にあるのである。
本当に見直しをしてあげたい。
田舎だと資格者はいても、自分で本当に保険のプラン設計をできる人がいない。
本当に困ってしまう時が多くある。
たまには? ごくまれに・・・
いい保険に入っているケースもあるのだが・・・
「社長の家庭教師」も楽じゃない・・・
現場で経営コンサルタントをするのも楽じゃない・・・
税理士事務所の見直し、保険の見直し、
どれをアドバイスをしても自分に返ってくる。
「じゃー、先生、紹介してくださいよ!」
いつもこのパターンになってしまう。
これも仕事の範囲内???
そう思うようにしてはいるが・・・
「まちのなんでも相談所」
「よろず相談所」
田舎で経営コンサルタント、やらなければならない、できなければならない、
業務の中なんでしょうな・・・
いい保険会社や保険屋さんがいなくて困っている。
これが実情ではあるが・・・
信用や信頼に値する人になかなかめぐり会えないなー・・・・・
私の人脈の程度では・・・