運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
地方の中小企業の経営が厳しい状況になっている。
建設会社の資金繰りが厳しくなっている。
地方では公共事業が減少して受注がない。
地方では住宅着工が減少して受注がない。
受注がなければ売り上げは減少する。
そうなると・・・
・運転資金融資が受けれない。
・工事担保での融資が受けれない。
モラトリアム法でリスケを受けると・・・
・工事の履行保証(工事完成保証)が金融機関で受けれない。
・手形の割引きが難しくなる。
建設会社の入出金の山と谷は大きい。
資金繰りをするのには汗も知恵も必要になる。
利益がどだとか赤字がどうだとか・・・
選択と集中がどうだとか、経営コンサルタントが能書きを言っている場合ではない。
まずは潰れないように資金繰りをしないとね・・・
セカンドオピニオンのクライアントさんが多いだけに・・・
そんなに簡単な資金繰りや企業再生というわけにはいかない。。。
建設業が専門だと言っているこの街の中小企業診断士の大御所の先生が、
「もう駄目だ!、弁護士さんのところに行きなさい。」と言った案件。
そんな会社の資金繰りは綱渡りの連続が続くのである。
大御所の先生は倒産しかないと思ったのであろう。
どうも潰れていないことが、風邪のたよりに聞こえてきたら、
また顧問先にしようと電話をかけてきているのに???
不思議な感情を覚えるが・・・
何年か前に建設業再生について・・・
熱い指導?と訓示を受けたことを、今でも思い出すのだが・・・
逃げたとか隠れたとかは思いたくはないが・・・
社長と・・・
毎回毎回、机に向き合いながら、工事受注入金&資金繰り表(オリジナルバージョン)を眺めながら、
潰れないように、沈まないように、再生できるように、船を漕いでいく。
絶対に会社という船が沈まないように・・・
人の生命と財産と家族である。
一生懸命に向き合う。
最後まで逃げない。
しかし・・・
自分の会社でなくても・・・
しんどい。。。
心が折れそうになる。。。
あきらめて止まることは簡単である。
いつかみんなの笑顔が見たいから・・・
あきらめない、あきらめないかぎり、
負けが決まったわけではないし、負けではない。
いつか・・・
笑って昔話ができるように・・・
しがない町医者のような経営コンサルタントだが、共に汗をかいて頑張ってみようと思う。