運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
企業再生や事業再生のステージで・・・
いろんな経営の指南書やセミナーで・・・
資金繰りの手法がよく指導されている。
しかし、現場の原則と何かが違う。
言っていることはごもっともなことなのだが・・・
利益を確保する、赤字の受注をしない、こんな指導があるのだが・・・
決算書や係数や比率などを重視する電卓&金融OBコンサルタントに多いパターンである。
ごもっともなことではあるが・・・
現場に行っている、現場の経験が豊富になった、経営コンサルタントはこんなことは言わない。
何をするのか?
決算書や試算表には、過去のある瞬間の業績の数字しか書かれていない。
現場に行く経営コンサルタントは現在進行形である。
その上に将来を予測をしなければならない。
答えは・・・
まずは、どうすれば倒産しない潰れない会社にできるのか?
時間軸から考える資金コントロールで資金繰りや利益を作りだしていく。
現場に行かない経営コンサルタントには意味も理解ができないだろうと思うので・・・
詳しい内容は書かないが・・・
売り掛け債権の回収についての机上の空論アドバイスもあるが・・・
受取手形の回収を早めても、銀行で割れなかったら、どうするのか???
その答えを言っているケースもほとんどない。
貸金業法の改正から町の手形の割引きの会社がどれほど無くなったか・・・
モラトリアム法の下でリスケ中の会社が現金化できずにどれほど苦しんでいるか???
これが現場である、机上の空論&電卓コンサルタントにはわからない。
売掛金や買掛金を利用して資金繰りをよくする手法はいくらでもある。
その答えを知っているのは、現場で社長さんと泥の船を漕いだことのある経営コンサルタントである。
銀行出身者でこれができる人がいると、かなり会社にとって強い味方となる。
私の交友関係でも何人かこういう方が存在をする。
現場を知らない人には・・・
地方の公共事業中心の建設会社の資金繰り指導などはできない。
入金も出金もとてつもなく山と谷が大きい。
資金繰りではなく、時間軸から、資金コントロールできなければ、資金繰りの指導なんかできない。
銀行にいたから、融資の審査をしていたから、税理士だから、税理士事務所にいたから、
そんな理由で困窮企業状況の建設会社の資金繰り指導ができるほど経営は甘くない。
経営の経験がなくても優秀な経営コンサルタントの先生は多く存在する。
その先生方は、とんでもなく厳しい状況の会社で、逃げずに泥の船を漕いできている。
融資の書類を作成したり、経営改善計画書を書くのとは違う苦労が現場にはある。
いい先生に出会ってほしい。。。
いい経営コンサルタント会社に相談に行ってほしい。。。
相談に行って・・・
話も聞かずに、決算書の数字を電卓で叩きだすような先生は・・・
現場を知らないことが大半である。
決算書や試算表に書いてあることは・・・
すでに終わったことで、とても参考にはなるが、血液検査の結果のようなものである。
血糖値や高血圧なことくらいは、過去にも言われているし、自分でもわかっていることである。
だから・・・
これからどうするのか?
これを言えない再生実務家が多い。
本やセミナーでいくら学んでも、実践には大して役立たない。
人を再生できる・・・
人を変えられる・・・
それができる先生に出会ってほしい。
本を読んでも外科手術はできないし、車の運転もできるようにはならない。
経営コンサルタントに相談に行くなら・・・
何件も行ってみればいいのである、そうすれば少しは違いがわかる。
その時に、できもしないことを詐欺のように夢のように語る悪徳経営コンサルタントもいるので注意してください。
この人と思う先生に出会うまで・・・
何件か相談にいってみればいいのである。
いい出会いを・・・
大切なお金を無駄に使わないように・・・