運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
昨日はセミナー講師。
なんとか無事に終了です。
企業再建、企業再生、そんな中身の講演ですが・・・
聞き手が、
弁護士さん、公認会計士さん、中小企業診断士さん、経営コンサルタントさん、
地元の金融機関から地銀さんや信金さんなどなど・・・
その上に、
再生支援協議会や機構の専門家の方々・・・
銀行さんの数が・・・
ちょっと多かったのにビックリ!!!
プロの前で話をするのは・・・
やっぱり緊張感がありますね。
本やセミナーで読んだような話では、全然通用しないのである。
だから、自分の実体験の中での持論を話をするようにしている。
講演の途中でも何度となく質問が飛びこんでくる。
弁護士さんから、公認会計士さんから、次々と(汗;)
銀行員さんは聞き逃さずまいとメモを取っている(汗;)
地方の中小企業の再生手法の話である。
田舎の建設会社や運送会社の再生手法である。
カラオケと講演は下手な私ではあるが・・・
再生手法の切り口が全く違う。
経営改善計画書、再生計画書、・・・
コンサルタントや銀行がいつも言う、「選択と集中」「経費削減」「人員削減」、
そんなことだけでは中小企業再生はできないと講演するのである。
赤字に受注はよくない。
不採算事業からは撤退。
人員削減で利益を確保。
銀行出身コンサルタントや机上の空論コンサルタントや本・セミナーコンサルタントの理論である。
間違ってはいないが、正しくもないし解決策ではない。
企業規模も人間の体も同じである。
大きさに見合った血(カネ)が流れていなければ倒れてしまう。
例え濁った悪い血(赤字)であろうとも・・・
まずは血の流れを良くすること。
つまり、資金繰りをしてカネの流れを安定させることである。
こんな話を講演でしていると・・・
銀行の再生部や経営支援部の現役や現場経験のある人は・・・
頭を縦に納得したようにうなずいている。
しかし、審査部や行員さんには???
お金は削るだけではない。
時間軸で考えて、資金をコントロールして、立て直す手法もある。
利益を上げる手法など、削る以外に答えはいくらでもある。
こんな現場での実体験から得た講演をしている。
終わった後の感想は・・・
こんな話は今までどんな講師からも再生コンサルタントからも聞いたことがない・・・
そう言われるのである。
なんとか終わった。
やっぱり、カラオケと講演は下手である。
プロに嘘や偽物は通用しない。
聞き手は再生業務に携わるプロばかりである。
しかし、
弁護士さんと公認会計士の質問には・・・
いつもドキッとさせられる。
なんとか終わった。
またまた・・・
明日は静岡市で講演である。
またまた聞き手は・・・
再生実務家のプロばかり(汗;)