運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
調査会社の資料をもとに・・・
四国の中の銀行がどうなのか?
各県の銀行がどうなのか?
愛媛県の金融機関の状況は・・・
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愛媛県内の企業がメーンバンクとして認識している状況は・・・
1位は伊予銀行で構成比は58.3%である。
2位は愛媛銀行で構成比は17.9%である。
県下一円に圧倒的な店舗数と取引先数を誇る地元2行である。
地元2行の構成比は76.2%であり、全体の3/4を占めている。
伊予銀行の構成比は四国の他県の地元でのシェアと比較しても高い比率である。
(徳島県=阿波銀行56.4%、香川県=114銀行45.5%、高知県=四国銀行48.5%)
3位は愛媛信金で6.5%、
4位は香川銀行で3.1%である。
建設業や卸売業では、伊予銀行は60%以上のシェアを占める。
建設業で2位の愛媛銀行が20%以下のシェアというのも不思議な現象である。
四国の他県では2位の地元地銀は全て20%を超えている。
伊予銀行が建設会社に強いのか?
愛媛銀行が建設会社の融資に消極的なのか?
どっちにしても地方では珍しい現象である。
愛媛県は独特な県である。
人口も銀行規模も大きい。
しかし、経済活動は独立というか孤立というか・・・
中小企業にも零細企業にも・・・
地元地銀2行の影響は大きいと思う。
どんな付き合い方をするのか?
中小企業の社長もよくよく考えなければならない・・・
メーンバンクシェアが3/4・・・
2行で・・・
良いことなのか?
悪いことなのか?
難しいですね・・・
メーンバンクさんと良好な関係を築いておく・・・
これは大切な社長さんの仕事である。