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宇野禎倫プロのご紹介
特許技術で仕上げる、軽量で効率の良いコアレスモーターが強み(1/3)

コアレスモーターの開発に40年以上携わった実績をもとに、自社製品を展開
青森県黒石市を拠点に事業を展開する「UNO」。小型モーターの製造・販売を主力として、実績を積んできました。
「私どもがお届けするのは、コアレスモーターという製品です。従来、モーターの回転体にはコアと呼ばれる鉄芯にコイルを巻きますが、この鉄芯を用いないのが大きな違いです」
そう話すのは同社代表の宇野禎倫さん。40年以上にわたり、コアレスモーターの開発に携わってきました。
「重量のある鉄芯を使用せず、コイルだけで成形する空芯なので非常に軽く、回転が速いんです。加えて、磁力の影響を受けることが少ないのでヒステリシス(鉄損)が発生せず、滑らかな動きで振動や音も小さくなります」と宇野さん。効率よく稼働するため、消費電力を抑えられるのもメリットだと説明します。
「当社のコアレスモーターは、コイルの巻き方に特徴があります。通常、回転軸に対しコイルを傾けて巻きますが、うちでは垂直に巻き上げます。この特許取得済みの技術により、一般的なコアレスモーターと比べてコイルの長さは3分の1に。体積比3倍の出力が出せるようになり、軽量化、小型化へとつなげることができました」
さまざまな利点がありますが、一連の工程は手作業で完成までに時間がかかります。また、高いスキルが必要で宇野さんしか対応できないことから、月産50個が限界とのこと。価格は安くありませんが、根強い人気があると言います。「ありがたいことに、作った分だけ売れている状況です。現在、当社のコアレスモーターは高級鉄道模型や風力発電機に活用されています」
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