中国製のルーター TP-Link を使うリスク
Windowsのローカルアカウントのすすめ
最近のPCの初期設定はネット接続が必須です。
是が非でもマイクロソフトアカウント(以下MSアカウントと記載します)にてログインしないと進めない仕様になりました。
MSアカウントやOneDriveに関するトラブルをいろいろと見てきて思うのは、やはりシンプルにMSアカウントログインなどやめてローカルアカウントで使うことが一番安心なのではないかという気がします。
OneDriveの強制利用スキーム
PCを購入してセットアップを進めると強制的にMSアカウントにてログインさせてOneDriveを利用することになりますがこのOneDriveがトラブルの元なのです。
このコラムを記載した2025/6/25現在、クラウドストレイジが5GB までは無料ですが、それ以上は有償になります。特に考えずにMSアカウントを作成しセットアップを進めるとOneDriveと自身のPCのデスクトップやドキュメントなどのファイルが同期されます。一瞬便利な機能の気がしますが5GB以上のデータ容量になった場合にはトラブルのもとになります。年額2440円で100GBのプランにアップグレードするか、データをどこかに回避させる操作が必要となります。
OneDriveを普及させたいMSの戦略なのでしょうがユーザーを無視した仕様だと思ってしまいます。このような仕様にするのであれば、せめて100GBぐらいまでは無料で利用できるようにしてほしいものです。
大切な写真など消えないように注意が必要です
PCに慣れないユーザーさんがOneDriveを導入しようとしてPCの写真が消えてしまったので見てほしいとのご依頼もありました。消えた写真は復元ソフトで発見できましたので事なきを得ましたが、PCとOneDriveは同期するので操作を間違えると大切なデータが消えてしまうということもありますので注意が必要です。
また自身のMSアカウントがロックされてどうしようもなくなったとい事例を「後藤PC塾」さんのYoutubeチャンネルで詳細されておりました。
【警告】Microsoftアカウントの突然ロックとBitLocker強制暗号化で全データを失った!【リスクが現実へ】
おススメ YouTubeチャンネル → [後藤PC塾:プロが伝えるパソコン教室 https://youtu.be/lR-0RM3OCWQ?si=YmKex0xahhmJe_0i]]
「後藤PC塾」チャンネルはとても参考になる情報を発信しておりますので私もいつもチェックしてます。
↓こんなトラブルもありました。
ログイン時の認証コードが送られてこないのでMSアカウントにログインできない。
MSアカウントにログインする時にMSアカウントのIDでもあるメールアドレスに認証コードが送られてきて、その番号を入力することでログインできるというのが通常の流れですが、この認証コードが届かなかったり、めちゃくちゃ遅延してログインできない事例がありました。
一つのアカウントに別のメールアドレスや携帯電話番号も紐づけできるので、これらを登録しておけば何とか解決することもできる場合がありますがとても時間の無駄になります。最悪の場合にはPCにログインできないので初期化が必要になります。
MSアカウントでのログイン回避の裏技
PCセットアップ時に強制的にMSアカウントログインを強いられますが回避方法がいくつかありますが、最もシンプルな方法はロックされているMSアカウントを入力するというもの。例えば有名なのは 「nothankyou@outlook.com 」や「no@thankyou.com」です。 パスワードを適当に入れて進めると「このアカウントはロックされています」と表示されローカールアカウントで設定が進む流れになります。ネットやYoutubeを検索すると情報はいろいろと出てくると思いますのであくまでも自己責任でお試しください。
当店のホームページあおもりパソコンサポートステーションでもいろいろと情報発信しておりますのでこちらもぜひご覧ください。



