紅葉始まり
同じ場所から眺めた光景ですが印象は大分違います。
それは背景の空の色。
一枚目は曇天の日 「憂鬱な橋の下」
こちらは快晴の日
同じ姿ですがなぜか「希望の架け橋」のように感じてしまいます。
現実の物の背景は即座にその印象がはっきりします。
同じように「住まい」「住まい方」の背景もその色合いによってどのようにも変化していきます。
心の想いの背景を自分好みに塗ってみませんか。
追伸
この写真は三沢駅近くに架かる「三沢大橋」(仮称?)の工事中の風景です。
私がこの橋について「憂鬱な橋の下」だの「希望の架け橋」だのとコメントするのは些か躊躇いを感じます。
どのような環境変化においても それが自然災害によるものでも人工的なものであっても そのことに関わりを持った人々
には其々の思いとドラマがあり 恩恵を受けるもの、色々な意味で我慢を強いられてしまうもの 悲喜こもごも。
駅前の渋滞緩和、周辺流通道路の充実と利便性と地域発展には欠かせない事業ではあることには異論はありません。
しかし古き古間木駅前の繁栄時期をみてきた世代にとってはこの先の駅前、駅裏の姿は「希望の架け橋」を横目に「橋 の下」はどう 進展していくのか些か不安です。
いっそのことダム湖のように沈められてしまったほうが真綿で締め付けられる苦しみから逃れられたかもしれません。
寺山修司はこの風景をどう詠むのだろうか。
がんばれ 古間木!