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シーリングの経年劣化

菅原晃

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外壁目地のシーリングも10年も経つとひび割れ、剥離などの劣化は逃れられない。




どちらも10年以上経過して収縮によるひびが入っていますが これはまだ状態の良いほうです。
シーリングの耐用年数は2、3~5年程度と言われていますので10年は良いほうでしょう。



同じ年月を経ていますがこちらはシーリングが剥離しています。
この状態では雨水の進入は防げなくなっています。
下地に防水紙は張ってあるものの一次防水は破られています。

シーリングそのもののひび割れが少ないのでサイディングの収縮が原因とも考えられます。
サイディングも窯業系(セメント系)のものは大なり小なり年月と共に収縮します。
1.2年でこのような状態になる場合はシーリングかサイディングの不良品を疑わなくてはなりません。

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菅原晃
専門家

菅原晃(一級建築士)

一級建築士事務所 設計工房SD

光と風が通り抜ける、自然エネルギーを生かした開放的な住宅を提案。ご希望の場合は敷地からご相談に応じます。十人十色の「住まい方」を中心に据えたプランニングを行います。

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