玄関は家の顔

玄関は訪れた時その家の第一印象となってしまうのは逃れられない。
なるべく明るく　できるだけ広く　そしてそれ以上奥に招き入れない来客に対しても心地よい空間を提供したいと思います。

敷地やプランに余裕がある時には様々な仕掛けもサプライズに。
明るい中庭を見渡せる開放的な玄関。
そんな大邸宅のような仕掛けができなくても　狭い玄関しか設えられない時もちょっとした工夫を。

狭い空間に壁鏡を多用するのは空間を広く見せる常套手段ですが　外出の際の身だしなみチェックの姿見を兼ねて大鏡を備えることの効果は大きい。

狭い玄関ホールに全てドアだけの壁の仕掛けも遊び心のある玄関となります。
同じ形、同じドアハンドルのついたドアが並ぶ。　あるものはリビングに　あるものは収納扉。　そしてあるものはドアではなく偽りの壁。　

そんなトリックアートのような玄関も一つの顔としてアッピールできるでしょう。

トリックアートにあるような　狭い部屋を広く見せたり　天井が高く見えたり　傾いた壁に見えたり　物が宙に浮いて見えたり
可能な仕掛けですが住宅では錯覚からけがをする元となりますので極端なトリック・アートはつかいません。

ただそれに近い錯覚を応用した仕掛けは鏡を始め　気が付かないところに隠し技を。
一見　気が付かないところがミソ

色々な工夫で楽しい住まいを。