紅葉始まり
心地よい住まいに身を置く時、閉ざされた空間のほうが落ち着くことも、社会から隔てたシェルターとしての住まいから眺める外の開放的な景色に癒されることもある。
住まいの中で閉ざされた空間。 トイレや浴室が代表かもしれませんね。 そして幼い時には何故か狭くて暗い押し入れが遊び場だったり。 狭い空間のほうが精神的に落ち着くという脳科学の考えもあります。
でも反対に天井の高い広々とした開放的なリビングが心地よいと感じたこともあると思います。
その時々の気持ちのあり方で自分の身の置き場があること、選択できること。
そういう空間が用意された住まいは身の置き場が選択できる贅沢さがあります。
トイレしか逃げ込む空間がないのは少しさびしい。 もっとも坪庭や中庭を眺めれるトイレもありますけどね。
外敵からの攻撃を細心の注意を払って餌を頬張る命がけの食事なのになぜか微笑んでしまう窓の外の自然界。
自宅に居ながらその偶然に遭遇した喜びなのか その動作の可愛いらしさに愛おしさを感じるのか ホッとする瞬間です。