紅葉始まり
縄文時代後期から弥生時代にかけて狩猟の移住生活から農耕の定住生活への移ろいの中で居住、作業場として建物が重要性を増し、集団生活から家族生活へと変化していく中で外敵、自然から身を守るシェルターとしてしての住居の役割は基本的には現代と変わりはないでしょう。
現代の住宅のシェルターとしての役割は単純に命を守るための弥生時代よりその要求は複雑になってきたかもしれません。
だからこそシェルターに閉じこもるような生活、住まい方はもったいない。
四季のある日本ならではの変化していく季節の風景を住まいの中に取り込むことに少しだけ気遣ってみてはいかがでしょう。
いつも言葉にしている「借景」
読んで字のごとく 景色を拝借する。
お隣の他人様の樹々、あるいは誰のものでもない大自然の風景。 空だけでも結構。 何もないと思うその青空から夕焼け、星空と千変万化する天空。 飽きもせず大地に寝転んで流れゆく雲を眺めた記憶はありませんか。
時間と共に移りゆく眺め 取り込めるものならそんな安い絵画はない。
しかも四季折々、色も香りも風も変わるフルカラーの動画に我が家の額縁をフレーミングしてみませんか。