高橋巨樹プロのご紹介
国家資格「一級自動車整備士」のスキルと、多様な診断デバイスを駆使した整備・点検が強み(2/3)
パソコンでの作曲とシンセサイザーにのめり込んだ少年時代が強みの原点
降雪量が多く、「かまくら」をまつる伝統行事やイベントで知られる横手市。秋田自動車道・横手北スマートインターにほど近い田園地帯にある工場は、高橋さんの父が創業したものです。
幼い頃から父親の背中を見て育ち、二代目として事業にいそしむ高橋さん。少年時代は音楽にのめり込んだ一面も。
「自室にこもってパソコンと電子楽器のシンセサイザーで作曲をしたりしていました。今でもたまにピアノを弾くことがあるんですよ」と笑顔を見せます。
高校卒業後は自動車整備の専門学校に進学。20歳で大手ディーラーに就職し、約3年間勤務しました。「当時はまだハイブリッド車もなく、現場の先輩整備士も勘や経験を頼りに車を直しており、診断機を使う整備士もいない時代。独学で『ダイアグノーシスデバイス(故障診断機)』の使い方を勉強しました」
退職後は家業に入り、父親と共に仕事をするようになりますが、最初は「なんとなく継がなければいけないかな」という気持ちからのスタート。しかし、21世紀に入って自動車の電子制御化が急速に進展し、コンピューター好きの高橋さんが面目躍如を果たすことに。「時代が俺についてきた、という感じですかね」と冗談めかします。
その後、業務の傍ら、独学で一級自動車整備士の試験に臨み合格。現在では国家自動車整備士資格の講師としても活動し、横手市や秋田市で受験者の指導にあたるほか、整備士試験で試験専門委員を務めるなど、知識を余すことなく還元しています。
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