支出安定型オーダーメイド家計アドバイスのプロ高橋徹

支出安定型オーダーメイド家計アドバイスのプロ

高橋徹

健全で適切なファイナンシャル・プランニングで生活の「質」を高める

日本でも近年、注目度を高めているファイナンシャル・プランナー（以下、FP）は、私たちのライフスタイルや価値観、将来の夢や目標などを踏まえ、経済状況を見極めながら、ひとり一人に合ったコンサルティングを行い、様々なアドバイスや選択肢を示してくれます。保険や住宅セミナーなどで出会うことの多いFPですが、実は私たちの家計にとって身近で心強い存在になってくれるお仕事です。

秋田県横手市の生活工房Lifeでは、個々の家計に合ったコンサルティングに力を入れています。同社代表でFPの高橋徹さんはこう話します。
「これからの経済は、荒波が予想される時代です。私たちFPは、家計のどの部分に大舵をきるのが適切か、健全な家計を保つための方法論とコツを知っています。保険は長い時間を掛けていくため、累計では大きな金額になりますし、住宅は人生において大きなイベントである分、支出も大きく動きます。だからこそ適切で賢い方法をとることで、結果も出やすくなります。タイミングとツボをおさえれば、無理なくバランスを取りながら生活の質を高めることができるのです。企業に財務や経理があり、会計士や税理士などのプロがいるように、家計コンサルティングのプロである私たちFPがご家族を支える力になれたらいいと思っています」。

同社でも特に人気が高いのは、家計の現状から家族構成、将来の夢や目標などをヒアリングしながら作成する2パターンのライフシュミレーションレポート。現状での未来シュミレーションと、プロからの提案型シュミレーションによる2種類のレポートは、いずれも10ページに渡る充実の内容です。将来のキャッシュフローが解りやすく数値化されグラフになっているため、収支が逆転し赤字になってしまう場合にも、タイミングやその理由、解決策を事前に想定し、早めに対策を考えて実行していくことができるようになるのです。

FPの仕事を通じて、笑顔のある幸せな暮らしのお手伝いがしたい

独立して6年になる高橋さん。FPになるきっかけは、前職でFPの上級資格であるCFPを持つ上司に出会ったことでした。
「前職では、複数の保険会社の商品を取り扱っていて、お店のカウンターへ相談にいらしたお客様のご希望を伺いながら、お客様ひとり一人にフィットした商品をご紹介していました。もともと営業職には苦手意識を感じていて不安な面もあったのですが、その会社で尊敬できる上司に出会い、自分もFPになりたいと思うようになりました」。

FPの国際ライセンスともいわれるCFPは、世界で認められる共通水準のファイナンシャル・プランニングを提供する実力を持ち、北米やヨーロッパをはじめ、アジア、オセアニアなど、23の国および地域で認められるプロフェッショナルの証。上司の仕事振りは、いつしか高橋さんの夢に繋がっていったといいます。
「その上司は、お客様ひとり一人のお話をじっくりとお聞きしてライフシュミレーションレポートを作成し、とても親身にコンサルティングをされていました。その仕事振りを拝見するうちに、私はFPになって、たくさんの方の幸せのお手伝いがしたいと思うようになったのです」。

高橋さんは、その後、その上司に師事し、ライフシュミレーションレポートを習得。たくさんの方の幸せのお手伝いのために、今日もFPとして家計コンサルティングに励んでいるのです。

かかりつけのFPを持つことで、収入格差社会の荒波を乗り越える

FP先進国アメリカでは、中立的な立場で保険などを取り扱う保険代理店業スタイルが主流です。健康保険の格差問題等の背景から個人による利用率も高く、身近な家計のアドバイザーとして頼れる存在になっています。

日本では国による健康保険制度が整備されていることもあり、これまでご家庭で「かかりつけのFP」を利用することは少なかったかもしれません。

しかし、少子高齢化による年金システムの崩壊や収入格差の拡大が懸念される現代社会では、経済の荒波を果てしない航海へ挑むように乗り越えていく必要があります。FPは、その行き先を示す方位磁針のような存在です。「かかりつけのFP」を持つことで、思わぬリスクや問題点を探り、その対策と向かうべき方向を知ることができるのです。

生活工房Lifeでは、4時間程度（約2時間×2回）のヒアリングでライフシュミレーションレポートを作成するプランをはじめ、年間契約プランのほかに無料相談メニューも用意されています。

細やかなシュミレーションで未来を想定していくと、意外なところで思わぬ支出が出てきて驚きました。思いもつかなかった「そういえば支出」や、車などの大きな買い物で見逃しがちな「太っ腹支出」など、目から鱗の知識とテクニックは必見です。

これからの収入格差社会には「かかりつけのFP」をオススメします。

（取材年月：2013年3月）

オーダーメイド型の家計コンサルティングで「よりよい暮らし」を実現

健全で適切なファイナンシャル・プランニングで生活の「質」を高める

FPの仕事を通じて、笑顔のある幸せな暮らしのお手伝いがしたい

かかりつけのFPを持つことで、収入格差社会の荒波を乗り越える

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