デジタル遺産とは?
今回は、コロナ禍で見えたシニアの意識変化について書いてゆきます。
最近のアンケート調査で、2020年以前と、終活に対する取り組み方が変わってきたと判りました。
シニア世代が取り組んだテーマのひとつに「終活」があるようで、「終活に関する意識調査」で、1 3年前と比べてシニアが「しておきたかったことをしておく」事を終活と見なす割合が増えたという結果がみられました。
なぜ「終活」の取り組み方が変わったのでしょうか?
実は終活=「しておきたかったことをしておく」と認識するようになった訳は、全世界が新型コロナウイルス感染の猛威にさらされたからでした。
今なお、コロナウイルスには翻弄されています。
自分や家族にいつ何が起こるか分からない、もしものことが起こってもおかしくない・・そんな先行き不安な時代になりました。
コロナにより、これまで“外”に向かっていた時間やパワーを“内”に使うことになり、内向する時間が増えました。
身近な暮らしや家族を見直す時間もできました。
よってシニアの生活にも影響があったようです。
なお、「終活」と認識されているのは、「モノや財産などの生前整理」のほか、「遺言書・遺産分与の作成」「エンディングノートの記入」「データの整理・消去」が含まれます。
それは、終活をはじめた三大契機~「親族・家族の死」「自分・配偶者の健康」「定年退職」に「コロナ禍」が加わったからです。
60代後半女性も『コロナ禍で家族が一緒にいる時間が増えて、家のことをじっくり考えることになった』とコメントしています。
「しておきたかったことをしておく」・・悔いの残らないような選択ができるのも、健全なうちなのだと思います。
私たち【こころテラス東海】では、どのような些細なご相談にでも乗れるようにしております。
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