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香川浩司

特殊清掃、ゴミ屋敷清掃、遺品整理の専門家

香川浩司(かがわこうじ) / 遺品整理業

株式会社L.A.P東海(こころテラス東海)

コラム

汚部屋・ゴミ屋敷にしてしまう人の特徴とパターン

2022年4月20日 公開 / 2022年5月11日更新

テーマ:ゴミ屋敷 汚部屋 ハウスクリーニング

コラムカテゴリ:くらし

コラムキーワード: 特殊清掃ハウスクリーニング特殊清掃 業者

今回はゴミ屋敷にしてしまう方の特徴を記述します。
弊社のお客様は既に物が多い状態(自分では片付けられない)でご依頼をされる方がほとんどなので、これを読み、自分が当てはまる事があればご注意ください。
ただ、一口にゴミ屋敷・汚部屋と言っても、大別すると以下の5つのパターンがあります。

1)資源(お金になる物)を、収集して貯め込む人

このタイプは、集めてきた物をゴミとは思っていません。 よって捨てる気はなく、“いつかは売れる”と思っています。
よくTVで報道されるのはこのタイプで、近隣住民から苦情が出て事が大きくなります。
基本的に整理整頓が出来ないので、ゴミを捨てられない人と同様に家の中も大量のモノで溢れています。
このタイプは以下の4つと違い、非常に頑固で、人から”変わり者”と呼ばれる人が多くみられます。


2)いつか使うと思って買いだめし、不要物が増える人

このタイプは、物が不自由な時代に育った高齢者に多いのですが、この子供にも見られることが有ります。
「お一人様2点限り」などの特売を見ると「いつか使う」という思考で、得をしたと思い、気が付けば同じものが大量に家にあります。
直ぐには使わない物にお金を使い、損をしている事に気が付いていません。
家には、賞味期限切れの食品が大量にあり、フードロスどころの話ではありません。
また、子供時代の衣類や、おもちゃ等も大切に取ってありますし,下手をすれば古いレシートや領収書も沢山溜まっております。
意外と裕福な家庭に多く、家の中に物が沢山あり、他人が見ると“ごちゃごちゃして物が多い”と直ぐに判ります。
酷い場合は、家の各部屋の人が通る導線が、物で塞がれていたり、何部屋かは物が多すぎて中に入れない状態の場合もあります。


3)ゴミを捨てない人(直ぐに捨てない人)

その動機は「夜勤等が多く、ごみを出す時間に間に合わない」「ごみを捨てる際に、大家や同じアパートの人に、分別が間違っていると怒られた。」などですが、基本的にはめんどくさがりな方が多く、弁当などを食べた後にレジ袋に入れてそのまま部屋にほかってしまい、どんどんこれが増え、しまいには寝るスペースも無くなってしまいます。
ご高齢でゴミ出しが難しい方もいらっしゃいますが、これとは違います。
コンビニゴミの他には、飲みかけのペットボトルが散乱し、吸殻を缶に入れ、リモコンや鍵などの必要な物も見つからなくなってしまいます。
またこのタイプは、お金に無頓着で、特に小銭はゴミの下など床に散乱していますし、空の段ボールも大量にあります。
また食べかすが多いので、小バエ、ゴキブリも沢山繁殖しています。


4)整理整頓が出来ない、モノが捨てられない人

このタイプは女性に多く、服が部屋中に散乱しています。
帰宅して服を脱いだら、そのまま服の上に服を置いてしまうので、衣類の山となっています。
生活雑貨品も多く、部屋のみならず廊下等にも物が置かれ、積み重なっています。
また、男性ではフィギュア・本・DVD・アニメグッズ等の収集癖のある方が多く、集めだした頃は綺麗に飾っていますが、どんどん増えてしまい飾る場所が無くなり収拾が付かなくなっています。
このタイプの方も、ゴミを捨てられない方と同様に、掃除はもちろん、キッチンも使ったままの皿や、ゴミが堆積し、トイレ、浴室も汚れています。
また空の段ボールが多いのも特徴です。


5)几帳面だけど物が捨てられない人

これは高齢者に多くみられるパターンですが、物を箱に入れ、そしてその上から1つ1つビニール袋に入れて、物を大量にしまっている方です。
押入れには、ご自分の子供さんの小さい時の絵やおもちゃ等や、亡くなった連れ添い(故人)の服や思い出の品も大量に残っています。
もちろん、未使用の贈答品、使わなくなった古い家電等も、先のように丁寧にビニール等で覆われしまってあります。
きちんと収納してありますが、外から見て何が入っているのか判らない事や、押入れなどに大量に物がある為、そのままになってしまい、結果物がどんどん増え続けてゆくのです。

上記が大体の5パターンです。

前述1)の「資源(お金になる物)を、収集して貯め込む人」以外の人に見られる特徴は、以下の傾向があります。

①性格はやさしい
②自分に意外と自信が無い
③捨てた際に「捨てなきゃよかった」と思うのが嫌だと考えている。
④買うと言う判断は出来るが、捨てるという判断が出来ない。
⑤自分の部屋(家)に物が多いと思っていない
⑥お金に無頓着(お金の手切れが良い)

以上ですが、ご自分や、両親、はたまたご友人が上記のパターンに当てはまる場合は、出来るだけ早く「こころテラス東海」にご相談ください。
もちろん、認知症や、高齢でゴミの廃棄が困難な場合で、物が多く、ゴミ屋敷になっている場合はこれとはまた話が違いますが、健康問題にも影響があるので、早急にご対応をされた方が良いと思います。

生前整理をしておくと、遺品整理の際の負担(金銭面含め)が軽くなると思います。
どこかで「いつか片付けないと」と心の負担になっている方も多く、一度生活をリセットして「キレイで清潔な部屋」「物が無くても問題ない生活」をご体験ください。
作業後に「入居時は、こんなに部屋は広く、こんなに綺麗だったことを思い出しました。ありがとうございました。」という心からのお声をよく聞きます。
「こころテラス東海」は、困っている方のお役に立つことが使命だと思っております。
見積(出張費も無し)は無料ですので、お気軽にご相談ください。
いつでも皆様からのお問い合わせをお待ちしております。

この記事を書いたプロ

香川浩司

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