愛知教育大学の合格最低点|ボーダーを下回っても諦めないで

松田勇一

松田勇一

テーマ:大学受験コラム


共通テスト後、愛知教育大学の受験を諦めようとしていませんか


共通テストが終わり、自己採点の結果を見て落ち込んでいる受験生も多いのではないでしょうか。

共通テストリサーチでE判定やD判定が出ると、「もう無理だ」「志望校を変えるしかない」と思ってしまう気持ちはよくわかります。学校の先生や周囲から「滑り止めを増やしたほうがいい」と言われることもあるでしょう。

しかし、私は25年以上の大学受験指導の経験から、はっきりと伝えたいことがあります。

共通テストの判定だけで、愛知教育大学の受験を諦めないでください。

教員という仕事の価値


教員は、これからの日本を支える子どもたちを育てる、とても意義のある仕事です。

子どもたちの可能性を引き出し、成長を見守り、時に背中を押してあげる。その影響は、一人の子どもの人生を超えて、社会全体に広がっていきます。

私自身も愛知教育大学の卒業生として、教育に携わる仕事に誇りを持っています。だからこそ、教員を目指す受験生には、目の前の判定に惑わされず、最後まで挑戦してほしいのです。

愛知教育大学の合格最低点と逆転合格の事実


愛知教育大学は、共通テストでボーダーを下回っても二次試験で逆転合格できる可能性が高い大学です。

私がディレクターを務めるアイプラスでは、2019年度から2025年度の入試で74名の愛知教育大学合格者を輩出してきました。その中には、ボーダーを大きく下回りながらも合格を勝ち取った生徒が何人もいます。

過去5年間のデータを分析すると、以下のような逆転合格の事実が見えてきます。

専修平均逆転幅最大逆転幅
義務教育・理科88点109点
義務教育・保健体育75点111点
義務教育・算数数学75点101点
義務教育・社会66点103点
高等学校・英語58点164点


「逆転幅」とは、河合塾のボーダー得点と実際の合格最低点との差です。つまり、理科専修ではボーダーより109点低くても合格した受験生がいるということです。

詳しいデータは以下の記事でまとめています。

愛知教育大学 合格最低点過去5年分データ 逆転合格の可能性は?

合格最低点から109点差を逆転した藤井君の話


過去5年間で理科専修の最大逆転幅109点を記録したのは、私の塾に通っていた藤井君です。

藤井君が入塾したのは高校3年生の10月中旬。模試はずっとE判定で、学校の先生からは滑り止めを受けるよう勧められていました。

しかし、藤井君は「余裕がないからこそ1校に絞って対策したい」と、愛知教育大学への単願を選びました。滑り止めなしの背水の陣です。

共通テストの結果もE判定。合格ラインには届いていませんでした。

それでも私たちは、藤井君の強みである生物と小論文に特化すれば、二次試験で挽回できると判断しました。愛知教育大学の生物は実験経過や考察を説明する記述問題が多く、暗記だけでは対応できません。そこを徹底的に対策しました。

結果、藤井君は見事に合格。共通テストの得点は、その年の理科専修の合格者の中で最も低い点数でした。つまり、合格者の中で一番不利な状況から、二次試験で全員を逆転したのです。



逆転合格のカギは小論文対策


愛知教育大学の二次試験では、ほぼすべての専修で小論文が課されます。この小論文対策が、逆転合格を左右する大きなポイントです。

小論文の配点は100点と、教科試験に比べると低く見えるため軽視されがちです。しかし、小論文は細かい点数をつけられるものではなく、段階別の評価になっていると考えられます。そのため、評価が1段階変わるだけで得点差が大きく開くのです。

実際に、共通テストの判定が良かったにも関わらず、小論文の対策を怠って不合格になった受験生もいます。逆に言えば、共通テストで出遅れても、小論文でしっかり評価を得られれば逆転が可能ということです。

私の塾では毎年20名以上の受験生が共通テスト後から小論文対策を受講しています。共通テストの結果に関わらず、ここからの1ヶ月半で小論文の力は大きく伸ばせます。

小論文の具体的な対策については、以下の記事で詳しく解説しています。

愛知教育大学の小論文対策

最後まで走り切る価値


共通テストリサーチの判定は、あくまで「共通テストの得点だけ」で算出されたものです。愛知教育大学の二次試験は1科目+小論文という専修が多く、ここで十分に逆転が可能です。

もちろん、誰でも逆転できるわけではありません。藤井君のように、残り1ヶ月半を本気で対策に取り組む覚悟が必要です。

ただ、諦めてしまえば可能性はゼロになります。挑戦すれば、可能性は残ります。

教員になりたいという夢があるなら、最後まで走り切ってほしい。その先に待っているのは、子どもたちの未来を一緒につくっていく、かけがえのない仕事です。

愛知教育大学を目指す受験生へ


共通テスト後から二次試験までは約1ヶ月半。この期間の過ごし方で結果は大きく変わります。

以下の記事で、二次試験対策の具体的な情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。


志望の専修に出願するべきか迷ったら、お気軽にご相談ください。データをもとに、正直にお答えします。

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松田勇一
専門家

松田勇一(教育アドバイザー)

大学受験・高認予備校や通信制高校での勤務を経て、大手学習塾では拠点の責任者に就任。多様な指導経験を基に現在はデジタルを活用した予備校や看護予備校を運営する他、個人塾の運営やマーケティングの支援も行う。

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