ネット回線のプロとして、たくさんの人に役立つ情報を届けていきたい（3/3）

専門家の知見を生かし、正確でためになる情報を

　「Cadenza」では、2021年5月から、トラブルが発生したパソコンを持ち込んだり、インターネットに関する悩みを対面で相談したりできるショップをオープン。これまで通りパソコンの出張サポートにも対応しつつ、コンサルティングやオウンドメディアの運営にも力を入れています。

　同社では、パソコンやスマートフォン、ネットに関する総合情報サイト「Wi-Fiの森」、光回線やポケットWi-Fiといったネット回線に特化した「ネットチョイス」、プログラミング教室の選び方などを紹介する「はじロボ」の3つのメディアを運営。コメント欄や公式LINEを使って気軽に質問できる仕組みを整え、トータルの年間アクセス数が700万件を超える人気サイトへと成長しています。

　「最近では、同じようなウェブサイトが乱立しており、なかにはネットやSNSから情報を集めただけで、正しく理解していない人が書いているケースも散見されます。ネット回線の専門家の立場から、正しい情報をわかりやすく届けることを第一に考えています」と川上さんは話します。

　実店舗では30分の無料相談も実施。「インターネット回線を乗り換えたい、遅いからどうにかしたいといった方に、きめ細かなコンサルティングを行っていきたい」と川上さん。

　「誰にとっても完璧なプランやサービスは存在しません。ネット上の情報をうのみにすると失敗のもとです。お客さまがどのようにインターネットを使いたいのか。それをきちんとお聞きしたうえで、一人一人に合ったご提案をいたします」

（取材年月：2021年6月）

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