遺言書が必要な方って誰??

横内秀一

横内秀一

テーマ:生前対策

財産を渡したい人にしっかりと渡すために



遺言書を書かなくても良い人はどのようなかたでしょうか??

答えは。。。

【書かなくていい人はいません!】


遺言書は、どなたにとっても大切なものです。
自分が持っている財産をどのように分けてほしいのか、亡くなってしまった後では話し合うことができません。だからこそ、生前にしっかりと対策をしておくことが必要です。


その中でも、特に遺言書が必要な方がいらっしゃるのです!


それは、

①子どもがいないご夫婦

②ご両親が亡くなっている一人っ子の方

③土地や家などの不動産をたくさん所有している方

④再婚して前の配偶者との間の子供がいる方

⑤財産の寄付を考えている方

⑥息子のお嫁さんや娘の旦那さんに財産を渡したいと思っている方

⑦甥っ子姪っ子に財産を渡したい方

⑧事業を営まれている方


上記の方々は、自分の希望通りに財産が渡らない、トラブルが予想される、財産が国に帰属するといった事が考えられます。


子供がいないから何もしなくても配偶者に全部渡されるは間違い!



よくお話を聞くのが、「子供がいないから、相続は何もしなくていい」という話です。


上記の①のパターンですね。


お子さんがいないという事で、奥様やご主人に自動的に全財産が渡ると思っている方は非常に多いですが、
ご本人が亡くなると、相続人は配偶者とご本人の両親、または配偶者とご本人の兄弟姉妹になります。


配偶者の方に全財産が渡らないばかりか、他の相続人との関係性で配偶者の方に不利な分割協議が行われるかもしれません。


大事な配偶者の方がご自身のご逝去後も安心して暮らせるように、しっかりと財産を渡すには、遺言書が必須です!


今は、初めてでも簡単に遺言書を作成できるセットも販売されています。
まずは、『財産をどう分けるか』を考えて、遺言書を書いてみましょう!


何から始めていいのか分からない時は、専門家に相談することをおすすめします。


あなたの生前対策の一歩を応援しています!

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

横内秀一
専門家

横内秀一(相続・終活アドバイザー)

シニアライフ相談サロンめーぷる富士吉田店

28年間の農協勤務で培った金融・相続・保険などの知見を元に、シニアの日常の困りごとから相続・終活についての相談をまとめて受け止め、自ら手を差し伸べるほか、支援機関や専門家につなぐ活動。

横内秀一プロは山梨日日新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

家族の笑顔と絆を守るために力を尽くす相続・終活のプロ

横内秀一プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼