エンディングノートって必要なの?

横内秀一

横内秀一

テーマ:生前対策

エンディングノートって必要?


エンディングノートや遺言書を考えたことはありますか?「まだ早い」「本当に必要かな?」と感じる方も多いでしょう。しかし、これらは単なる手段であり、家族への思いや希望を伝えることが本当の目的です!


エンディングノートや遺言書の役割と限界
エンディングノートは、あなたの気持ちや希望をまとめるノートです。例えば、「どんな治療を受けたいか」「葬儀はどうしてほしいか」などを書きます。一方、遺言書は財産をどう分けるかを決める法的な文書です。

しかし、これらには限界があります。エンディングノートは法的効力がなく、遺言書もすべての問題を解決するわけではありません。あくまで、あなたの思いを伝えるための手段の一つです。


家族への想いを伝えるための具体的な方法
エンディングノートや遺言書だけでなく、他にもたくさんの方法で家族に想いを伝えることができます。

例えば:
・手紙を書く:感謝や愛情を手紙で伝える。
・写真や動画を残す:声や表情を記録して、家族に届ける。
・日常の中で感謝を伝える:特別な時でなくても、ありがとうと言う習慣を。
こうした小さなことが、家族との絆を深める大きな力になります。


家族とのコミュニケーションを促進するアイデア
家族とのコミュニケーションは日常の中で育てていくものです。例えば、家族で食事をする時間に「今日は何が嬉しかった?」と聞いてみてください。また、「家族アルバム」を一緒に作り、思い出を振り返るのも素敵です。

これにより、家族間での会話が増え、自然とお互いの気持ちを伝えることができるようになります。


自分自身や家族と向き合うきっかけ
エンディングノートや遺言書を書くことは、家族への思いやりの一環です。でも、もっと大切なのは、日常の中で家族と向き合い、感謝や愛情を伝えること。自分にとって、家族に何を残したいかを考える時間を大切にしましょう。

具体的なステップ
・小さな一歩から: まずは日常の中で「ありがとう」と伝えることから始めましょう。
・手紙やメッセージを残す: 特別な日には、手紙を書いたり、短いビデオメッセージを撮ってみましょう。
・エンディングノートを使ってみる: 少しずつ、自分の希望や思いを書き始めることが大切です。完璧でなくても、気持ちを 形にすることが大事です。

できることから始める事で、後悔の種は減っていきます!

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横内秀一
専門家

横内秀一(相続・終活アドバイザー)

シニアライフ相談サロンめーぷる富士吉田店

28年間の農協勤務で培った金融・相続・保険などの知見を元に、シニアの日常の困りごとから相続・終活についての相談をまとめて受け止め、自ら手を差し伸べるほか、支援機関や専門家につなぐ活動。

横内秀一プロは山梨日日新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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