魂の授業　第40回記念スペシャルバージョン「人生はチャレンジだ！」

こんにちは！
中西紀説（なかにしのりつぐ）と申します。どうぞ「のんちゃん」と呼んで下さい！

私は山梨県南アルプス市で学校以外の学びの場として体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています。

私自身、中学生の時に不登校を経験しました。その時に負った劣等感・無能感・自己否定感がトラウマとなって42歳まで苦しみ続けました。一時は引きこもりとなり、自殺未遂を図ったこともあります。父親となってからは我が子も不登校となりました。フリースクールを始めてからは沢山の子どもたちと関わってきました。

そんな人生を通して得た大切な気付きや想いを綴ります。

魂の授業　第40回記念スペシャルバージョン「人生はチャレンジだ！」



12月4日（木）は毎月恒例の「魂の授業」を開催しました！
この授業は、子どもたちに生きていく上で本当に大切なことを伝えたい。そして『生きる力』を身につけてほしい。そんな想いで始めました。学校では決して学ぶことの出来ない、心豊かに生きるために必要な智慧。それは私がこれまでの人生を通して実感したことがベースとなっています。「授業」と謳っていますが、先生と生徒という主従関係もなければ、大人と子どもという上下関係もありません。あるのは、人間対人間という対等な関係のみ。一人の人間が本気で伝えたいことを語り、一人の人間として本気でそれを聴く。考えなくていい。理解しようとしなくていい。まるでシャワーを浴びるように想いを感じてほしい。お互いの心と心が共鳴し合い、魂が震えるような時間にしたいとの想いから「魂の授業」と名付けたのです。

40回目となる今回はスペシャルバージョン！KEIPE株式会社 代表取締役 赤池侑馬さんを特別ゲストに迎えて、「人生はチャレンジだ！」というテーマでお話していただきました。

KEIPEは障がい者の就労支援事業からスタートし、今では就労支援サービス・地域商社・飲食・空き家活用・企業向けサービス・療育などあらゆる領域の事業を展開されていますが、赤池さんはKEIPEの前に3回ほど起業をされたご経験があるそうです。当時は仕事の意義はお金を稼ぐことにあると捉え、お金を稼ぐために馬車馬のごとく働いたそうです。しかし、ことごとく失敗。そして28歳の時に結核を患い、隔離された病室で長期療養を余儀なくされます。「ひょっとしたら自分の人生はここで終わるかもしれない」そう感じた時、脳裏に浮かんだのはこれまでの後悔でした。「一体自分は何のために頑張っていたのだろう？」成功や名声といった誰かが決めた価値観に囚われてがむしゃらに生きてきたけども、それは本当に自分がやりたかったことだろうか。そして、これからは人に喜ばれ、世のため人のためになる仕事をしたい。本当に自分がやりたいことをやろうと決意し、KEIPEの起業となったのでした。

そしてKEIPEも9期目となり、35歳となった今でも赤池さんはチャレンジを続けています。「どんなことでも、いいなと思ったらまずやってみようよ！」という赤池さん。授業の最後には、子どもたちに向けて魔法の言葉をプレゼントしていただきました。
それは「いいね！」「どうしたら出来るだろう？」という言葉です。
何かやってみたいことやアイデアが閃いた時、「いいね！」「どうしたら出来るだろう？」と考えるようにする。出来ない理由を挙げるのではなく、どうしたら出来るかと考えてみる。そこから全てのチャレンジが始まるとのことでした。

失敗はダメなことではない。成功に価値があるのでもない。大事なのはチャレンジを続けること。チャレンジを続ける限り、人は成長出来るのだから。

こうして今回の魂の授業は大盛況のうちに終了。これまでにも、サマーランドに行くための費用を調達する就労体験をさせていただいたり、レストランにご招待していただいたり、おとな学で職場体験をさせていただいたり、みんなのおうちのスポンサーになっていただいたりと、KEIPE社とのご縁は深かったのですが、今回も40回記念を飾るに相応しい素晴らしい授業となりました。お忙しい中、子どもたちのために時間を割いていただいた赤池社長とKEIPEの皆さんに心より感謝申し上げます。

この授業が子どもたちの幸せな人生の一助となれば幸いです。

本日も最後までお読み頂き有難うございました。
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私でよろしければ真摯に対応させて頂きます。

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