魂の授業vol.23『素敵な大人になるために』配信開始しました!
こんにちは!
中西紀説(なかにしのりつぐ)と申します。どうぞ「のんちゃん」と呼んで下さい!
私は山梨県南アルプス市で不登校児の学びの場として体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています。
私自身、中学生の時に不登校を経験しました。その時に負った劣等感・無能感・自己否定感がトラウマとなって42歳まで苦しみ続けました。一時は引きこもりとなり、自殺未遂を図ったこともあります。父親となってからは我が子も不登校となりました。フリースクールを始めてからは沢山の子ども達と関わってきました。
そんな人生を通して得た大切な気付きや想いを綴ります。
魂の授業 第36回「51歳になった今、思うこと」
今日は毎月恒例の「魂の授業」を開催しました!
この授業は、子ども達に生きていく上で本当に大切なことを伝えたい。そして『生きる力』を身につけてほしい。そんな想いで始めました。学校では決して学ぶことの出来ない、心豊かに生きるために必要な智慧。それは私がこれまでの人生を通して実感したことがベースとなっています。「授業」と謳っていますが、先生と生徒という主従関係もなければ、大人と子どもという上下関係もありません。あるのは、人間対人間という対等な関係のみ。一人の人間が本気で伝えたいことを語り、一人の人間として本気でそれを聴く。考えなくていい。理解しようとしなくていい。感じてほしい。お互いの心と心が共鳴し合い、魂が震えるような時間にしたいとの想いから「魂の授業」と名付けたのです。
36回目となる今回のテーマは「51歳になった今、思うこと」
本日、2025年8月7日は私の51歳の誕生日です。しかも、今回の魂の授業は36回目。つまり、ちょうど3周年となるのです。まさにメモリアルデーと言えるのですが、正直そんな気分ではありません。最近、もの凄くショックな出来事があり、暗鬱たる日々を過ごしているからです。こんな状態では魂の授業どころではないと今月は中止することも考えました。しかし、私はプロとして子どもたちに接している。プロである以上、個人的な理由で中止するなどあり得ません。そこで今回の出来事を通して思うことをありのままに伝えることにしました。
問題が生じた時、何かが問われている!
何か大きな問題やトラブルが生じた時、それは何かが問われているのでしょう。だから悔やんだり嘆いたりするのではなく、その意味を考えてみる。つまり、原因よりも意味が大事なのですね。
これにはどんな意味があるのだろう?
このことを通じて何を学べと言われているのだろうか?
このことによって何を教えてくれようしているのだろう?
そう考えることによって全ては成長の糧となる。そしていつか必ずその意味が分かる日が来るのです。今回の出来事も成長の糧であると捉え、しっかりと向き合うことによってその意味を摑みたいと思っています。
幸せは今、ここにある!
最近、過去が懐かしくなる時があります。新婚の頃を過ごした沖縄での日々や子どもたちが赤ちゃんだった頃。全てが幸せで愛おしい時間でした。そして改めて気付かされたのです。「幸せは今ここにあるのだ」と。今の意味は今は分からない。それは時が経って分かるようになるもの。こうして過ごしている今の中に幸せがあり、その幸せを懐かしむ日が必ずやってくる。だから今を全力で生きること。今を噛み締めるように生きていくこと。今ある幸せを感じながら生きていくこと。これが大事であると痛感しています。
全ては借り物でしかない。
私は全て借り物だと思っています。この肉体も、運や能力も、人とのご縁も。お金だってそうですし、車や土地建物だってそう。全ては借り物でしかないのです。そんな中、ただ一つだけ自分のものがある。それが心(魂)なのです。ならば私達は何故生きているのか?人生の意味とは何なのか?
それは、心を高めること。魂を磨くことだと言えるでしょう。だからこれからも私は、借り物を使って心を高め、魂を磨き続けたいと思っています。
こうして51歳という年も、今ある幸せを噛み締めながら、心を高め、魂を磨き続けるべく全力で生きていこうと誓いを新たにした時間となりました。この授業が、子ども達の幸せな人生の一助となれば幸いです。
本日も最後までお読み頂き有難うございました。
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