不登校の6つのタイプ
こんにちは!
中西紀説(なかにしのりつぐ)と申します。どうぞ「のんちゃん」と呼んで下さい!
私は山梨県南アルプス市で不登校児の居場所として体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています。
私自身、中学生の時に不登校を経験しました。その時に負った劣等感・無能感・自己否定感がトラウマとなって40歳まで苦しみ続けました。一時は引きこもりとなり、自殺未遂を図ったこともあります。父親となってからは我が子も不登校となりました。フリースクールを始めてからは沢山の子ども達と関わってきました。
そんな人生を通して得た大切な気付きや想いを綴ります。
「不登校」という概念すらない社会の実現に向けて。
現状、日本では子どもが大人へと成長していくための道は公教育という一本しかありません。私は公教育を批判するつもりはありませんし、学校に楽しく通えているのであればそれでいいと思っています。しかし、約35万人もの子ども達が公教育という道を通れていないのも事実。道が一つしかない故に、公教育という道を通れない子どもとその保護者は先行きが見えない不安に駆られてしまうことになるのです。そこで疑問が生じます。
何故、道が一つしかないのか、と。
もう一本の道が整備され、道が二本出来ればそれで助かる子が沢山いるのではないでしょうか。欧米諸国には「不登校」という概念すらないそうです。それは、公教育の他に、フリースクールやオルタナティブスクール、ホームスクーリングなど子どもが自分に合った学びの場を選べる環境が整備されているから。つまり、大人へと通ずる道が何本もあって、その中から自分に合う道を選べるようになっているのです。私は現状の学校絶対主義のままでは不登校は減らないと思っています。これからも年々増加の一途を辿ることでしょう。真の不登校対策。それは子ども達が学びの場を選べる社会となることではないでしょうか。
その社会の実現に向けて、私は道を創っています。フリースクールの運営や山梨県フリースクール連絡会の活動、子ども食堂の開催、教育ごちゃまぜ座談会というオンライン交流会をやっているのも、このコラムだってそうです。それら全てはあくまでも手段であり、私の目的はもう一本の道を創ることなのです。「不登校」という概念すらない社会の実現に向けて。これからもあくなき挑戦を続けていく所存です。
本日も最後までお読み頂き有難うございました。
もし、お子さんの不登校などでお悩みでしたらご連絡下さい。
私でよろしければ真摯に対応させて頂きます。