魂の授業をやっています!
こんにちは!
中西紀説(なかにしのりつぐ)と申します。どうぞ「のんちゃん」と呼んで下さい!
私は山梨県南アルプス市で不登校児の居場所として体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています。
私自身、中学生の時に不登校を経験しました。その時に負った劣等感・無能感・自己否定感がトラウマとなって40歳まで苦しみ続けました。一時は引きこもりとなり、自殺未遂を図ったこともあります。父親となってからは我が子も不登校となりました。フリースクールを始めてからは沢山の子ども達と関わってきました。
そんな人生を通して得た大切な気付きや想いを綴ります。
魂の授業 第26回「本当に好きなことの見つけかた」
今日は毎月恒例の「魂の授業」を開催しました!
この授業は、子ども達に生きていく上で本当に大切なことを伝えたい。そして『生きる力』を身につけてほしい。そんな想いで始めました。学校では決して学ぶことの出来ない、心豊かに生きるために必要な智慧。それは私がこれまでの人生を通して実感したことがベースとなっています。「授業」と謳っていますが、先生と生徒という主従関係もなければ、大人と子どもという上下関係もありません。あるのは、人間対人間という対等な関係のみ。一人の人間が本気で伝えたいことを語り、一人の人間として本気でそれを聴く。考えなくていい。理解しようとしなくていい。感じてほしい。お互いの心と心が共鳴し合い、魂が震えるような時間にしたいとの想いから「魂の授業」と名付けたのです。
26回目となる今回のテーマは「本当に好きなことの見つけかた」
この話は、子ども達が将来社会に出ようとする時や社会に出た後に思い出してほしい。今日のポイントは「人は誰でも自分にしか出来ないことがある!」ということ。私はそう信じています。人は誰でも自分にしか出来ないこと、本当に好きなことがあって、それを仕事にすることを天職というのでしょう。そして人はそれを見つけようとするものです。子ども達もいつかきっと天職を探す日が来ることでしょう。その日のために、今日は本当に好きなこと=天職の見つけかたを伝えたいと思います。まず始めに言えることは、天職とは探しても見つからないということ。どこかにあるはずだと必死になって探し回っても決して見つかることはないのです。それでは、どうすれば見つかるのか?それは、運命とぶつかることです。与えられた運命と向き合い、本気でぶつかることです。そうしていると運命が動き出し、また新たな運命が与えられる。その運命とも本気でぶつかっていく。これを繰り返して行くうちに自然と見つかるものだと思うのです。私の人生を振り返ってみてもそうでした。若い頃は天職を探し求めたこともありましたが、与えられた運命・縁があった職場・今やるべき仕事に全力でぶつかっていくうちに、まるで人生に導かれるように山梨に来て、天職と呼べる仕事に出会うことが出来たのです。その経験から思います。天職とは探すものではなく、自然と見つかるもの。そのために必要なのは、今やるべきことに全力でぶつかることである。今やるべきことにぶつからなければ運命は動き出さない。覚えていて欲しい。人生は自分の本気度に応じたものが与えられるようになっていることを。
この授業が、子ども達の幸せな人生の一助となれば幸いです。
本日も最後までお読み頂き有難うございました。
もし、お子さんの不登校などでお悩みでしたらご連絡下さい。
私でよろしければ真摯に対応させて頂きます。