南アルプス市版『民間施設(フリースクール等)の出席扱いに関するガイドライン』について
こんにちは!
中西紀説(なかにしのりつぐ)と申します。どうぞ「のんちゃん」と呼んで下さい!
私は山梨県南アルプス市で不登校児の居場所として体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています。
私自身、中学生の時に不登校を経験しました。その時に負った劣等感・無能感・自己否定感がトラウマとなって40歳まで苦しみ続けました。一時は引きこもりとなり、自殺未遂を図ったこともあります。父親となってからは我が子も不登校となりました。フリースクールを始めてからは沢山の子ども達と関わってきました。
そんな人生を通して得た大切な気付きや想いを綴ります。
YBSラジオ(山梨放送)に生出演してきました!
今朝は、YBSラジオ(山梨放送)のラララ♪モーニングという番組の中の「モーニング・コラム」というコーナーに生出演してきました!
このコーナーは、地域の話題・ニュースについて、専門家や主催者に話を聞くというもので、出演したのは山梨市のフリースクール「WakuWakuの家」代表の天野有紀さんと私。山梨県フリースクール連絡会の代表・副代表の2人です。
ラジオの生出演はこれで3度目となりますが、スタジオに入ると独特の雰囲気があって緊張しますね。今回の内容は大きく分けて2つ。山梨県フリースクール連絡会立ち上げの経緯と8月17日(土)に開催する『山梨県不登校フォーラム2024』の概要です。
山梨県フリースクール連絡会立ち上げの経緯
昨年9月、山梨県教育委員会主催で県とフリースクール代表者とのネットワーク会議が開催されました。その会議終了後、フリースクール代表者で歓談していた時に、天野さんが「せっかくこうして代表者が集まったんだから、これを機にみんなで繋がりませんか?」とご提案頂いたのがきっかけで結成されました。ちなみにその時、天野さんから「中西さん、代表をお願いします!」とムチャ振りされて今日に至ります。(笑)こうして連絡会が立ち上がったのですが、これは本当に有意義でした。県に対する要望書の提出や今回のフォーラム開催といったことももちろんなのですが、フリースクールの代表者が繋がることでフリースクール間の交流が始まり、代表者にとっては学びの機会となり、子ども達にとっては交友関係が広がる契機となったのです。フリースクールの代表者が集まって色々な話をするだけでも学びとなるのですが、実際に他のフリースクールに出向いて交流をするとさらに学びが深まります。これは大きな発見でした。一言でフリースクールと言ってもその運営方針や理念は様々ですが、登山のルートが違うだけで目指す頂きは同じはず。これからも同志としての繋がりを大事にしていきたいと思っています。
山梨県不登校フォーラム2024の概要
今回のフォーラム開催に至ったのは、「どこにも繋がれず孤立している不登校の子ども達とその保護者が沢山いる現状が大きな問題であり、この問題を解決するために様々な立場の大人達が集い、子ども達の声に耳を傾ける機会を作りたい」と考えたからです。フリースクール関係者のみならず、保護者や学校の先生、行政の関係者、一般の方々と共に「子どもをど真ん中にして考える時間」にしたいと思っています。
当日は、
①パネルディスカッション
元不登校当事者で、今は大人となり生き生きと過ごされている方4名をお招きしてのパネルディスカッションです。
②基調講演
長年不登校に悩む親たちに寄り添い続けて来られた「山梨不登校の子どもを持つ親たちの会 ぶどうの会」代表の鈴木正洋さんによる基調講演です。タイトルは「どの子も適切な援助で必ず立ち上がる〜そもそも不登校とはどういうことか?〜」
③子ども達の声を聴こう!
実際に不登校になっている子どもたちの生の声をヒアリング。その声に対し、フリースクール運営者・保護者・行政関係者がそれぞれの立場から回答するという大質問会です。
という構成になっています。
【日 時】 2024年8月17日(土)10:00~17:00
【場 所】 あやめホール(南アルプス市櫛形生涯学習センター内)
山梨県南アルプス市小笠原1060-1
【参加費】 大人1000円・子ども無料
※アーカイブ視聴も可能です
【主 催】 山梨県フリースクール連絡会
【申込み】 申込みフォーム
こうして約15分のラジオ生出演は無事に終了。担当アナウンサーの和泉義治さんのおかげで楽しいひと時を過ごすことが出来ました。ラジオの内容は以下からご聴取頂けます。(「タイムフリーで聴く」からどうぞ)
ラララ♪モーニング
天野さんと私の熱い想いが皆さんに届きますように!
本日も最後までお読み頂き有難うございました。
もし、お子さんの不登校などでお悩みでしたらご連絡下さい。
私でよろしければ真摯に対応させて頂きます。