学びの多様化学校について
こんにちは!
中西紀説(なかにしのりつぐ)と申します。どうぞ「のんちゃん」と呼んで下さい!
私は山梨県南アルプス市で不登校児の居場所として体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています。
私自身、中学生の時に不登校を経験しました。その時に負った劣等感・無能感・自己否定感がトラウマとなって40歳まで苦しみ続けました。一時は引きこもりとなり、自殺未遂を図ったこともあります。父親となってからは我が子も不登校となりました。フリースクールを始めてからは沢山の子ども達と関わってきました。
そんな人生を通して得た大切な気付きや想いを綴ります。
不登校の子ども達に伝えたいこと
私は不登校の子ども達に伝えたい。自分の選択に自信を持ってほしいと。君たちは学校に行かないという選択をした。ただそれだけのことだ。それは何も悪いことではないし、間違ってもいない。そもそも人生に正解なんて無いのだから。みんなは学校に行っている。だから学校に行くのが正しいことであるかのように思われているけども、決してそうではない。正しいかどうかは自分で決めることなんだよ。君たちはその年齢で既に決断をした。それはなかなか出来ることではない。だから劣等感や引け目を感じることはないし、堂々と胸を張って生きていってほしい。私は君たちのことを信じている。みんな素晴らしい存在で、いつかきっと自分の進むべき道を決めて自ら歩き始めると信じているよ。そんな君たちには色々な人と会って、色々な体験をして、様々な感情を味わってほしいと思ってる。せっかく学校に行かないんだから、学校では出来ないような体験をしようじゃないか!やりたいと思ったことは何でもやってみよう!立派な大人になるための道は一つじゃない。私は君たちと共に歩んでいくと決めた。私自身も正解のない道を手探りで歩んでいる。共に道なき道を歩んで行こう!
そんな君たちがこれから成長をしていく際に覚えていてほしいことがある。
1. どんな時も自分の頭で考えること。
常識に囚われることなく自分で考え、自分で決める習慣を身につけておくこと。そうすれば流されることなく生きていけるから。
2. 自分が人生に望むものを明確にすること。
これが明確になると自分の軸ができるから。軸ができるとブレなくなるだろう。
3. 失敗を失敗で終わらせないこと。
失敗したらその原因を考え、反省して次に活かせばいい。そうすればそれは失敗ではなく貴重な経験となり、人生の糧となるから。
4. 得たければ与えよ。
この世は自分が与えた分が得られるようになっている。いつだって与えるのが先。まずは人に喜ばれること。
5. 自分には無限の可能性があると信じること。
自分の可能性を閉ざすのはいつだって自己限定。自分で自分を決めつけてしまうことだから。
6. 命とは時間のことである。
僕たちに与えられた時間は有限であることをいつも忘れないこと。
7. 恐怖や不安は自ら作り出した妄想に過ぎない。
恐れるより信じよ。人生は君の信じた通りになる。
8. 人生とは全てを感謝して受け入れる修行(成長)の旅である。
全てを感謝して受け入れることだ出来るならば、僕たちはいつまでも成長できる。
9. 出来事には良いも悪いもない。ただ事実があるだけだ。
その事実に対してどのような意味付けをするかは自分次第。豊かな人生を生きている人は解釈力が豊かである。
10. 本当の幸運は不幸の姿をしてやってくる。
出来事の表面だけに囚われてはいけない。一見不幸に思える出来事に遭遇した際、それは何かが問われている。何かを教えてくれようとしている。その意味が分かった時、それは幸運な出来事であったと知るだろう。
君たちの個性が存分に発揮され、素晴らしい人生が拓けていくことを心から祈ってるよ。
本日も最後までお読み頂き有難うございました。
もし、お子さんの不登校などでお悩みでしたらご連絡下さい。
私でよろしければ真摯に対応させて頂きます。