魂の授業 第26回「本当に好きなことの見つけかた」
こんにちは!
中西紀説(なかにしのりつぐ)と申します。どうぞ「のんちゃん」と呼んで下さい!
私は山梨県南アルプス市で不登校児の居場所として体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています。
私自身、中学生の時に不登校を経験しました。その時に負った劣等感・無能感・自己否定感がトラウマとなって40歳まで苦しみ続けました。一時は引きこもりとなり、自殺未遂を図ったこともあります。父親となってからは我が子も不登校となりました。フリースクールを始めてからは沢山の子ども達と関わってきました。
そんな人生を通して得た大切な気付きや想いを綴ります。
魂の授業vol.17『頭の良さとは何なのか?』配信開始!
「魂の授業vol.17 頭の良さとは何なのか?」をYou Tubeにアップしました!
この授業は、子ども達に生きていく上で本当に大切なことを伝えたい。そして『生きる力』を身につけてほしい。そんな想いで始めました。学校では決して学ぶことの出来ない、心豊かに生きるために必要な智慧。それは私がこれまでの人生を通して実感したことがベースとなっています。
今回のテーマは「頭の良さとは何なのか?」
一番伝えたかったポイントは、学生の頃の頭の良さと大人になってからの頭の良さは全然意味が違うということ。学生の頃の頭の良さとは、知識を身につけていること。これは勉強によって得ることが出来ます。一方、大人(社会人)になってからの頭の良さとは、知恵を身につけていること。そしてこれは経験によって得ることが出来るのです。つまり、学生の頃は知識の量が重宝されるのに対し、大人になってからは経験に基づく知恵が生きてくるのです。そして、これからの時代、知識はスマホやAIによっていくらでも補うことが出来るようになるでしょう。しかし、経験に基づく知恵はスマホやAIでも取って代わることは出来ません。その意味で、子ども達には今のうちから様々な経験をしてほしいと思います。
それでは将来生きてくる経験とは何なのでしょうか?それは、失敗から学ぶことです。失敗から学んだ経験こそが大人になって生きてくるのです。だから、子ども達には失敗を恐れることなく色々なことにチャレンジしてほしい。失敗から学ぶことが大事なのだから。ちなみに、ここでの学びとは反省を意味するのですが、反省とは失敗をポジティブに捉えて次にいかすこと。後悔や懺悔とは異なります。反省することと後悔や懺悔は全く意味が異なるので注意が必要です。(詳しくは本編をご確認下さい)
こうして、失敗⇨反省⇨学び⇨経験というサイクルで得られた知恵が大人になって生きてくるのです。現代の子ども達は知識を習得することばかりに偏重していますが、大人になって生きてくるのは知識よりも知恵です。だから、子どものうちから様々な経験をしておくことが大事なのですね。
動画は以下からご視聴頂けます。あなたの心にも何かが響けば本当に嬉しく想います。
本日も最後までお読み頂き有難うございました。
もし、お子さんの不登校などでお悩みでしたらご連絡下さい。
私でよろしければ真摯に対応させて頂きます。