教育とは一体何なのか?
こんにちは!
中西紀説(なかにしのりつぐ)と申します。どうぞ「のんちゃん」と呼んで下さい!
私は山梨県南アルプス市で不登校児の居場所として体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています。
私自身、中学生の時に不登校を経験しました。その時に負った劣等感・無能感・自己否定感がトラウマとなって40歳まで苦しみ続けました。一時は引きこもりとなり、自殺未遂を図ったこともあります。父親となってからは我が子も不登校となりました。フリースクールを始めてからは沢山の子ども達と関わってきました。
そんな人生を通して得た大切な気付きや想いを綴ります。
リーダーとしての心得
私は今、2つの法人で代表をしています。他にも、山梨県フリースクール連絡会の代表を務めていますし、南アルプス市「ゆめパ」づくり協議会の発起人でもあり、志高い経営者が集う山梨志響会の代表も務めています。いわゆるリーダーとしての役割を頂く機会が増えました。そこで今日は、私がリーダーを務める上で心掛けていることを綴りたいと思います。ちなみに、私はつい8年前まで自己否定感に苛まれて自分の存在を恥じていました。根深い劣等感から人との交流を避け続けていました。その頃を考えると、今の自分がまるで別人のように思えてきます。様々なご縁に導かれてこのような役割を与えられたことに心から感謝しています。
それでは本題に入りますね。
1. 誰よりも損な役割を引き受ける覚悟を決めること
そもそも私はボスではなくリーダーであることを心掛けています。ボスとはトップダウン式のカリスマ的存在であり、リーダーとはボトムアップ式のデモクラットであると言えるでしょう。リーダーである以上、他のメンバーが思ったことを自由に発言出来る雰囲気を作ることが大事です。ですから、言葉遣いやものの言い方には特に気を付けています。トップに立つ人間が高圧的な発言をすると誰も何も言えなくなってしまうからです。メンバーが自由に発言出来る雰囲気が出来ると、それこそ色々なことを言われるようになります。話がまとまらないことも多々あります。そんな中、メンバーそれぞれの意見を取り入れながら、どこに着地点を見出すのか。どこに向かって舵を切るのか。その選択と決断をするのがリーダーの役割なのです。責任やプレッシャーが大きいのは当然のことで、最終的には全責任を負うことになります。出来て当たり前で、失敗すれば叩かれる。その意味で、リーダーである以上、誰よりも損な役割を引き受ける覚悟でいます。
2. 誰よりも努力すること
結局、口先だけのリーダーには誰もついてきません。どんなに綺麗事を並べ立ててみても、想いや本質というものはその人から滲み出てくるものです。その本気度が人に伝わるのです。人の上に立つポジションにいる以上、誰よりも自分を律し、努力を惜しむことなく、自らを磨き続けなければならない。その姿勢に人はついてくるのでしょう。私はリーダーとして、メンバーの誰よりも努力を惜しむつもりはありません。
3. 常に成長を続けること
組織というものはリーダーの器に比例しています。リーダーの器以上に組織が大きくなることはあり得ません。組織のあり方はリーダーのそれを象徴するものです。ならば、組織を発展させていくために、リーダー自身が成長を続けなければならない。リーダーの成長が止まった途端、組織の成長も止まってしまうから。ですから私は、一切自分を限定することなく、どこまでも成長できると信じてチャレンジを続けていくつもりです。
以上、今日は私が実践している3つの心得をご紹介しました。ちなみに私は、致知出版社から発行されている『稲盛和夫一日一言』を毎朝3回音読することを365日欠かさずやっています。リーダーとしての在り方が学べる本です。ご興味のある方は是非、お手に取ってご覧下さい。
本日も最後までお読み頂き有難うございました。
もし、お子さんの不登校などでお悩みでしたらご連絡下さい。
私でよろしければ真摯に対応させて頂きます。