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南アルプス市では「学校給食費等補助金制度」が始まりました!

中西紀説

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テーマ:不登校

こんにちは!
中西紀説(なかにしのりつぐ)と申します。どうぞ「のんちゃん」と呼んで下さい!

私は山梨県南アルプス市で不登校児の居場所として体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています。

私自身、中学生の時に不登校を経験しました。その時に負った劣等感・無能感・自己否定感がトラウマとなって40歳まで苦しみ続けました。一時は引きこもりとなり、自殺未遂を図ったこともあります。父親となってからは我が子も不登校となりました。フリースクールを始めてからは沢山の子ども達と関わってきました。

そんな人生を通して得た大切な気付きや想いを綴ります。

南アルプス市では「学校給食費等補助金制度」が始まりました!



南アルプス市は、子育て支援の一環として、昨年の4月から南アルプス市立小中学校に通う児童・生徒の学校給食費を無償化しています。更に、この制度に付帯して学校給食費等補助金制度も始まりました。これは、以下の児童・生徒の保護者を対象に、市立小中学校の学校給食費に相当する額を限度として補助がされるという制度です。 対象者は、児童・生徒とその保護者が南アルプス市に居住し、住民票上の登録があり、以下に該当する保護者となります。
1.自宅から私立小中学校、特別支援学校(小中学部)や市外公立小中学校に通学し、通学先で給食やお弁当等を食べている児童・生徒の保護者
2.南アルプス市立小中学校に通学し、食物アレルギー等を理由に学校給食を全く食べられず、通学先で毎食お弁当を食べている児童・生徒の保護者
3.南アルプス市教育支援センターやフリースクールに通所し、在学している学校の学校長に指導要録上出席していると認められ、かつ、通所先でお弁当を食べている児童・生徒の保護者

つまり、学校給食費の無償化に伴い、フリースクールに持参するお弁当代の補助が出ることになったのです。

これまでのみんなのおうちは、クッキングをする金曜日以外はお弁当持参でした。当然そこには材料費がかかります。学校に行けば無償で給食が食べられるのに、フリースクールに行く場合はお昼ご飯代がかかってしまう。このような不平等が生じないよう配慮されたこの制度は、昨年4月にまで遡って適用されることとなりました。

具体的には、1食当たりの昼食代(南アルプス市立小中学校の給食1食当たり単価である、小学生288円・中学生328円)×食数で補助額が計算されます。早速、該当する保護者の方から要望を受け、昼食の食数をカウント。昨年度末、学校側にそれを報告しました。

フリースクールは市立の小中学校に比べて学費が高い上に、お弁当も必要とあって、保護者の方の経済的負担は大きいのです。今回、この制度が導入されたことで「かなり助かりました!」との声も寄せられました。保護者の方の負担軽減に繋がるこの制度がモデルケースとなって、山梨県内の他地域にも波及していくこと切望しています。

本日も最後までお読み頂き有難うございました。
もし、お子さんの不登校などでお悩みでしたらご連絡下さい。
私でよろしければ真摯に対応させて頂きます。

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中西紀説
専門家

中西紀説(フリースクールの運営)

一般社団法人ワンオブハート

発達障がいがあるわが子と自身の不登校経験から得た多くの気づきをもとに、体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営。子どもの心に寄り添って自己肯定感を育み、主体性を引き出す学びの場を提供。

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