魂の授業 第25回「君たちはどう生きるか?」
こんにちは!
中西紀説(なかにしのりつぐ)と申します。どうぞ「のんちゃん」と呼んで下さい!
私は山梨県南アルプス市で不登校児の居場所として体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています。
私自身、中学生の時に不登校を経験しました。その時に負った劣等感・無能感・自己否定感がトラウマとなって40歳まで苦しみ続けました。一時は引きこもりとなり、自殺未遂を図ったこともあります。父親となってからは我が子も不登校となりました。フリースクールを始めてからは沢山の子ども達と関わってきました。
そんな人生を通して得た大切な気付きや想いを綴ります。
私は、フリースクールの子ども達に向けて月に一度「魂の授業」を行なっています。
子ども達に生きていく上で本当に大切なことを伝えたい。そして『生きる力』を身につけてほしい。
そんな想いで、毎回本気で語っています。学校では決して学ぶことの出来ない、心豊かに生きるために必要な智慧。それは私がこれまでの人生を通して痛感したことがベースとなっています。「授業」と謳っていますが、先生と生徒という主従関係もなければ、大人と子どもという上下関係もありません。あるのは、人間対人間という対等な関係のみです。一人の人間が本気で伝えたいことを語り、一人の人間として本気でそれを聴く。考えなくていい。理解しようとしなくていい。感じてほしい。お互いの心と心が共鳴し合い、魂が震えるような時間にしたいとの想いから「魂の授業」と名付けたのです。
「魂の授業」に際しての約束事が2つあります。1つ目は、上述の通り本気で聴くこと。2つ目は、感想を書くことです。感じたことをありのままに書いていい。良いことを書こうと思わなくていい。たった一言でもいいから、思ったことや感じたことをそのまま書いてほしい。正解なんてないのだから。そして、自分の意見をきちんと相手に伝えることは大人になった時に必要となる力なのだから。
こうして始めた「魂の授業」も、来月には20回目を迎えます!
始めは内容を難しく感じたり、感想を書けなかったりした子ども達も、今では月に一度のこの時間を楽しみにしてくれています。目をキラキラさせながら本気で話を聴いて、本気で感想を書いてくれる姿が本当に嬉しいです。私もやりがいを感じながら毎回本気で挑んでいます。
「魂の授業」はYou Tubeでも配信しています。ご興味のある方は以下のリンクからご視聴下さい!
本日も最後までお読み頂き有難うございました。
もし、お子さんの不登校などでお悩みでしたらご連絡下さい。
私でよろしければ真摯に対応させて頂きます。